知育ノート

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乳児期の発達一覧~運動機能と社会性の発達~

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乳児期の発達は目覚ましく、毎日お世話をしていても「あれ、もうこんなことができるの?」と驚くことが少なくありません。

親としては、赤ちゃんの大まかな発達を把握しておき、発達状況に応じた関わり方を検討することが大切です。

この記事では、乳児期の運動機能と社会性の発達にについて紹介します。

赤ちゃんの運動機能の発達

生まれたばかりの赤ちゃんは、自分の意思で手足を動かすことすらままならない状態ですが、日を追うごとにできることが増えていきます。

生後0ヶ月

生後0ヶ月の赤ちゃん(新生児)は、あお向けに寝かせると両腕を「W」、両足を「M」の形にしています。

うつ伏せに寝かせたときも両手両足はそれぞれWとMの形で、腰を上げる(曲げる)ようなポーズをとります。

手足をよく動かす、近くの人の顔をジッと見つめる、泣き声以外に声を発することがある、小さな音でもビクッと反応する様子が確認できる他、各種原始反射がみられます。

居住環境に左右されるところはありますが、大きな声や物音に反応してモロー反射が起こる様子はよく確認されるものです。

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生後1ヶ月

生後1ヶ月の赤ちゃんは、うつ伏せに寝かせるとお腹を伸ばし、床にお腹がつくようになります。

また、手足をバタバタと動かすことができるようになります。

引き続きモロー反射はよく見られます。

生後2ヶ月

生後2ヶ月の赤ちゃんは、うつ伏せに寝かせると床から胸を離すようになります。

身体全体がふっくらとしてきて、赤ちゃんらしい体型になります。

また、足腰の筋肉がつき、かけ布団を蹴ってはだけることが多くなります。

生後3ヶ月

生後3ヶ月の赤ちゃんは、うつ伏せに寝かせると頭を持ち上げる(床に対して45度くらい)ことができるようになります。

首がすわりはじめ、赤ちゃんをあお向けに寝かせた状態で両手を持って引き起こしたときに、頭が後ろに垂れなくなります。

ガラガラなど軽いおもちゃを持たせると、少しの時間であれば握っていられます。

また、左右の手を絡ませたり、指や手をしゃぶったり、足をバタバタと動かして意図せず身体の向きや位置を変わったりする言動がみられます。

生後4ヶ月

生後4ヶ月の赤ちゃんは、うつ伏せに寝かせると、床に対して90度くらいまで頭を持ち上げられます。

首すわりが完成します。

また、あお向けの状態から自力で横向きの姿勢になることができるようになり、親の手助けがあれば寝返りもできるようになります。

見た目としては、体つきがしっかりしてきます。

また、近くにある物に手を伸ばして掴み、口に入れたり舐めたりするようになります。

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生後5ヶ月

生後5ヶ月の赤ちゃんは、あお向けに寝かせておくと自力で横向けになることができます。

寝返りができるようになる赤ちゃんも出てきます。

近くにある物を手の平全体で掴むようになり、片方の手からもう一方の手に持ち替えることもあります。

生後6ヶ月

生後6ヶ月の赤ちゃんは、うつ伏せに寝かせると両手で身体を支え、両腕を伸ばして上半身を起こせるようになります。

親がお座りの姿勢をとらせると、片手で体を支えながら少しの間なら座っていられます。

立たせると両足で身体を支える動きを見せます。

寝返りが自力でできるようになり、寝返り返り(うつ伏せの状態からあお向けの状態に戻ること)にもチャレンジを始めます。

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生後7ヶ月

生後7ヶ月の赤ちゃんは、お座り姿勢のときに片手で自分の体重を支え、姿勢を維持できるようになります。

また、自力でお座りの姿勢がとれる赤ちゃんも増えます。

積み木を持ちかえたり、両手に持った積み木を打ち鳴らしたりできるようになります。

生後8ヶ月

生後8ヶ月の赤ちゃんは、ズリバイやハイハイで部屋中を異動するようになります。

また、自力でお座りし、お座りした状態で物を掴んだり、身体を回したりできます。

何科につかまった状態で立っていることもできるようになります。

生後9ヶ月

生後9ヶ月の赤ちゃんは、高這いができるようになり、物につかまって立ち上がる動作も覚えます。

2つの物を同時に掴んだり、手でつかんで食べたり、コップを持って水を飲んだりできるようになります。

生後10ヶ月

生後10ヶ月の赤ちゃんは、親指を使って物を掴むなど、手や指先が器用になります。

箱の中に入っている物を取り出したり、箱の中にしまったりできるようにもなるのもこの時期です。

生後11ヶ月

生後11ヶ月の赤ちゃんは、伝い歩きを覚えます。

また、つかまる物がなくても一瞬であれば立っていられるようになります。

手先が器用になり、親指と人差し指で物をつまむ、電話やテレビのリモコンの数字を押す、クレヨンを握って殴り書きするなどします。

赤ちゃんの社会性の発達

次に、赤ちゃんの言葉や他人との関わり方の発達について見ていきます。

生後0ヶ月

生後0ヶ月の赤ちゃんは、話すことはできませんが、聴覚が発達しており、周囲の声や物音をしっかり聞いています。

視力は低く、目から30センチ前後の人や物がぼんやりと見える程度で、焦点もごく限られた位置にしか合いません。

新生児微笑(本能的な微笑み)が見られます。

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生後1ヶ月

生後1ヶ月の赤ちゃんは、赤、オレンジ、黄色などの原色や鮮やかな色の物を見つめます。

ぐずり泣きをしても、親が優しく声をかけると泣き止むようになります。

生後2ヶ月

生後2ヶ月の赤ちゃんは、親の方を見たり、親の微笑みに対してニコッと微笑みを返す社会的微笑を見せたりするようになります。

また、ガラガラなど目の前にあるおもちゃをジッと見つめます。

生後3ヶ月

生後3ヶ月の赤ちゃんは、自分の手に興味を示してジッと見つめたり、オルゴールなどの音に興味を示したり、動く物を目で追ったり(追視)できるようになります。

また、音がした方向を振り向くこともあります。

生後4ヶ月

生後4ヶ月の赤ちゃんは、親の声を認識できており、親から話しかけられると喃語で答えるようになります。

顔の上にガーゼを乗せると、手で振り払うことができます。

周囲の刺激に対して敏感に反応し、ちょっとした刺激でも笑うことが増えます。

生後5ヶ月

生後5ヶ月の赤ちゃんは、喃語を発する量が増え、発する音のバリエーションも増えていきます。

歓声を上げたり、人に向かって声を出したりすることも多くなります。

生後6ヶ月

生後6ヶ月の赤ちゃんは、親とそれ以外の人を区別し、人見知りを始めます。

母以外の人に人見知りをし、父に人見知りをする「パパ見知り」が起こることもあります。

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生後7ヶ月

生後7ヶ月頃の赤ちゃんは、人の真似を始めます。

親やきょうだいの言動を観察して再現しようとしますが、まだ上手にはできません。

生後8ヶ月

生後8ヶ月頃の赤ちゃんは、親の言葉や声掛けの意味を理解し始めます。

難しいことはまだ分かりませんが、「ねんねしようね」、「まんま食べようね」など、毎日聴いている言葉は早く理解できるようになります。

生後9ヶ月

生後9ヶ月の赤ちゃんは、おもちゃを布で隠すと布をめくっておもちゃを取り出せるようになります。

物の永続性(視界から消えた物が存在し続けていると認識する能力)は生後5~6ヶ月頃に獲得されていきますが、行動として見られるようになるのはこの時期です。

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生後10ヶ月

生後10ヶ月の赤ちゃんは、自分の名前を認識し、名前を呼ばれると呼んだ人の方を振り向きます。

また、「ダメ」、「NO」を理解し、ダメ出しをされるとぐずったり泣いたりします。

興味のある物を指差したり、音楽に合わせてリズムをとったりできるようにもなります。

生後11ヶ月

生後11ヶ月の赤ちゃんは、身近な人の前を繰り返すようになります。

親の真似をして発声したり、意味のある言葉を口にしたりすることもあります。

親が褒めると喜び、得意になって同じ行動を繰り返します。

まとめ

赤ちゃんは、生まれたての頃には一日の大半を寝て過ごしますが、日に日に運動機能や社会性が発達し、幼児期に入る頃には一人で立ったり、周囲の人の真似をしたりできるようになります。

毎日世話をしていると細かな変化には気づきにくいものですが、昨日よりも今日の方が、今日よりも明日の方が、確実に赤ちゃんは発達しています。