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知育ノート

赤ちゃん、幼児、子供の力を伸ばす知育、知育玩具、関わり方やそれらに関する知識を紹介しています。

赤ちゃんの触覚(皮膚感覚)を刺激する知育一覧!新生児期~乳児期向け!

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生まれたての赤ちゃんは、自力で身体を動かすことはできませんが、手の平、足の裏、唇、舌などの触覚(皮膚感覚)は大人以上に敏感です。

例えば、赤ちゃんの手の平にチョンッと指先で触れただけで把握反射(手の平に触れた物をギュッと握る原始反射)が起こります。

暑いや冷たいという感覚も生まれた時から備わっており、月齢を経るにつれて感度が上がっていきますし、痛覚も生後1週間前後から一気に敏感になるものです。

このように、赤ちゃんの触覚(皮膚感覚)は新生児期からしっかり機能しており、適切な方法で刺激を与えることで脳に情報が伝達され、脳の活性化につながります。

この記事では、赤ちゃんの触覚(皮膚感覚)を刺激する知育について紹介します。

原始反射を促す

原始反射とは、赤ちゃんが胎児の頃から持っている反射のことです。

原始反射は、意識的に行う「反応」ではなく、特定の刺激に対して無意識のうちに起こる「反射」で、生まれたての赤ちゃんが胎外で生活するのに重要な役目を果たしています。

例えば、生まれたての赤ちゃんは、母乳やミルクを飲む動作を学習していませんが、哺乳反射(探索反射、捕捉反射、吸啜反射、嚥下反射)によってスムースに飲むことができます。

赤ちゃんは、原始反射を繰り返すうちに脳内の神経回路が密接に繋がっていき、自分の意思で身体を動かす力を身につけていくので、積極的に原始反射を起こさせることが知育になります。

原始反射は、ほとんどの赤ちゃんが持って生まれ、脳(中枢神経系)が発達するにつれて消失していくものなので、発達の指標としても注目されています。

乳幼児健診(1ヶ月健診や3~4ヶ月健診)では必ず原始反射の有無を確認しますし、母子健康手帳にも原始反射について質問する項目が設けられています。

主な原子反射

  • 哺乳反射:母乳やミルクを飲むための反射。おっぱいを探し、口に加えて吸い、飲み込む一連の動作を含む。
  • 押出し反射:舌に触れた物を押し出そうとする反射
  • 手掌把握反射:手の平に触れた物をギュッと握る反射
  • 足底把握反射:足の裏や指の付け根を押すと足の指がギュッと丸くなる反射
  • モロー反射:赤ちゃんをあお向けに抱っこした状態で頭を下げると、赤ちゃんが腕をバッと開き、その後、身体の方へ引き寄せる反射
  • 引き起こし反射:赤ちゃんの両手を持って状態を引き起こすと、赤ちゃんが肘を曲げて身体を丸める反射
  • ギャラン反射:うつぶせ上体の赤ちゃんの背骨の外側をゆっくりこすると、こすった方向に身体を傾ける反射

原始反射を促す時のポイント

ここでは、もっとも有名で手軽にできる手掌把握反射についてのポイントを紹介します。

その他の原始反射についての詳細な紹介は関連記事に詳しく記載されているので、参考にしてみてください。

手掌把握反射とは、手の平に触れた物をギュッと握りしめる原始反射です。

手の把握反射は、生後4ヶ月頃から消失していくので、新生児の頃からしっかり反射を促しておきましょう。

  1. 人差し指やおはしで赤ちゃんの手の平を触れる
  2. 赤ちゃんがギュッと握りしめたら、親指が外に出るようにする
  3. 1.~2.を繰り返す

握力が強くなってくれば、赤ちゃんが手を握った状態で少し持ち上げてみても良いでしょう。

ただし、まだ首すわりが完成していないので、頭がグラグラしたり、体勢を崩したりしないよう慎重に対応してください。

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色々な物に触れさせる、なめさせる(新生児期~)

色々な物に触れさせることで、脳の皮膚感覚野などが刺激されていきます。

敏感な手の平や足の裏、唇、舌、口の中を中心に、色々な物に触れさせてあげましょう。

特に、物の大きさや形、重さなどを確認するのに重要な手には、たくさんの物を触らせてあげましょう。

赤ちゃんは、ある時期が来ると、手で掴んだ物を口に入れて大きさなどを確かめようとします。

その行為自体は、脳の感覚野の発達を促すために重要ですが、誤飲のリスクや衛生面の問題があるため、慎重に対応してあげる必要があります。

色々な物に触れさせる、なめさせる時のポイント

  • 誤飲やケガのリスクがある物は赤ちゃんに触らせない
  • 赤ちゃんが触れたり、口に入れたりする物は清潔にしておく
  • 赤ちゃんが手を動かせるようになったら、触らせたい物を見せて掴むように促す
  • 赤ちゃんが握りやすい大きさの物を選ぶ
  • 赤ちゃんの興味を引きやすい色の物を選ぶ
  • 利き手に関わらず、左右の手でバランスよく触れさせる

赤ちゃんは、赤や原色系をより早くから認識して注意を向ける傾向があるため、低月齢のうちはそうした色を選ぶようにしましょう。

例えば、リンゴに触れさせる場合、青りんごよりも通常の赤いリンゴの方が赤ちゃんに認識されやすいものです。

また、赤ちゃんのうちから、利き手があることが分かっています。

放っておくと、一方の手ばかり使おうとするので、パパママがうまく左右両方の手で物に振れるよう促してあげましょう。

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手遊び歌で遊ぶ(新生児期~)

手遊び歌とは、パパママとコミュニケーションしながら言葉や動作を学習し、社会性を育むための遊びです。

代表的な手遊び歌には、「おつむてんてん」、「ちょちちょちあわわ」、「あたまかたひざPON!」などがあります。

新生児期からパパママが手遊び歌を見せてあげていると、生後1~2ヶ月頃から赤ちゃんが反応するようになり、生後3~4ヶ月頃から真似をしようと手足をバタバタさせるようになります。

実際に手遊び歌で遊べるようになるのは、一人でお座りできるようになり、真似したり手足を器用に動かしたりする力が向上してくる生後7~8ヶ月頃です。

手遊び歌で遊ぶ時のポイント

  1. お座りを覚える前は、赤ちゃんをあお向けに寝かせ、パパママが手遊び歌で遊ぶのを見せてあげる
  2. お座りを覚えたら、赤ちゃんをお座りさせて、赤ちゃんの前でパパママが手遊び歌で遊んでマネするよう促す
  3. 赤ちゃんがマネをしない時は、赤ちゃんの腕を持って、歌を歌いながら手遊びする
  4. 慣れてきたら、赤ちゃんを鏡の前に座らせて、パパママが歌を歌って赤ちゃんに手遊びするよう促す

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知育玩具で遊ぶ

知育玩具とは、遊ぶことで知育効果が得られるおもちゃのことです。

赤ちゃんの知育玩具は、ガラガラ、オルゴールメリー、ベビージム、布絵本、積み木など無数にあります。

今回は、赤ちゃんの知育玩具の中でも、触覚(皮膚感覚)を刺激する知育玩具で代表的なものを4つ紹介します。

  • ガラガラ
  • お人形
  • オーボール
  • 布絵本

ガラガラ

ガラガラとは、ガラガラ音が特徴的な、振って遊ぶ赤ちゃんのおもちゃです。

たくさんの種類があり、赤ちゃんが小さいうちはパパママが振って音を聞かせるガラガラ、赤ちゃんが手足を動かすようになったら手足にはめるガラガラ、赤ちゃんが自力で触れるようになったら小さめのガラガラというように、使い分けができるようになっています。

触覚だけではなく、視覚や聴覚も刺激して向上させる効果があり、また、情緒の安定した発達を促すという指摘もあります。

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お人形

お人形とは、赤ちゃん向けの柔らかい素材でできたおもちゃです。

赤ちゃんと一緒に寝かせたり、手で掴ませたりと色々な遊び方が試せるおもちゃです。

赤ちゃんの成長とともに遊び方が変わり、末永く使えるおもちゃでもあります。

オーボール

オーボールとは、ポリウレタン製の網目状のボールのおもちゃです。

触る、掴む、投げる、転がす、なめるなど、無限の遊び方ができるボール型おもちゃの定番です。

ラトルタイプ、スティックタイプ、クルマタイプなど色々な種類が販売されており、場面や月齢によって使い分けることも可能です。

触覚を刺激しつつ、視覚や手先の器用さの向上にも役立ちます。

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布絵本

布絵本とは、赤ちゃんが見て触って遊ぶことを、読み聞かせより重視した絵本です。

オーボールと同じで、触る、掴む、投げる、なめる、めくる、絵柄を覚えるなど色々な遊び方ができます。

様々な肌触りの素材が使われており、赤ちゃんの触覚を存分に刺激してくれますし、物と名前を関連付けるといった使い方も可能です。

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まとめ

聴覚、視覚と続き、触覚(皮膚感覚)を刺激する知育について紹介しました。

赤ちゃんの知育は、家で手軽にできるものが多い上に、手間に比べて与える効果がとても大きいものばかりなので、積極的に試してみてください。