知育ノート

赤ちゃん、幼児、子供の力を伸ばす知育、知育玩具、関わり方やそれらに関する知識を紹介しています。

言うことを聞かないイヤイヤ期の2歳児に言うことを聞かせる接し方

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子どもは、大きくなるにつれて自分の意思を持って行動するようになり、親の言うことを聞かないようになります。

学童期に入ると、「やりたいこと」と「できること」のバランスがとれるようになり、親のしつけもそれなりに理解できるようになっていきます。

しかし、幼児期のうちは、「やりたいこと」はたくさんあるのに「できること」はまだまだ少なく、思い通りにいかないとすぐ癇癪を起こします。

また、親のしつけを「邪魔をする。」、「好きにさせてくれない。」と受け止め、親のしつけにことごとく反発したり、好き勝手に行動して失敗を繰り返したりしがちです。

特に、生後2歳頃から始まるいわゆる「イヤイヤ期」と呼ばれる時期はそうした傾向が顕著で、パパママとしては子供への接し方に頭を悩ませてしまうものです。

この記事では、言うことを聞かないイヤイヤ期の2歳児への接し方と、NGな対応について紹介します。

イヤイヤ期ってこんな時期

イヤイヤ期とは、幼児がパパママなど周囲の大人の言うことを聞かないで、反抗的な態度を繰り返す時期のことです。

幼児が反抗的な態度を示す時に「イヤイヤ」、「ダメ」などと言うことが多いため、イヤイヤ期と呼ばれています。

イヤイヤ期が始まる原因

幼児がイヤイヤ期を始めるのは、自我が芽生えて「やりたいこと」はたくさんあるのに、思い通りにできなかったり、大人からもあれこれ制限や指示をされたりすることが影響しています。

例えば、伝えたいことをうまく言葉で表現できなかったり、運動機能やスキルが未熟でやりたいことがうまくできなかったりしてストレスを感じ、「イヤイヤ」で表現します。

また、思いついたことを実行に移そうとしてパパママから叱られたり、「あれをしなさい、これをしなさい。」とあれこれ指示をされたりすると、やはりやりたいことができないストレスからイヤイヤが始まります。

幼児は、「やりたいこと」と「できないこと(うまくできない、制限されてできない)」の板挟みになってイヤイヤを始めると言っても良いでしょう。

イヤイヤ期はいつから?

イヤイヤ期が始まる時期は個人差が大きいですが、生後1歳6ヶ月から生後2歳頃に始まるのが一般的です。

イヤイヤ期に入ったかどうかを見分けるには、幼児の要求を受け入れた時の態度を見ます。

イヤイヤ期に入った幼児は、要求が満たされるまでイヤイヤを続ける傾向があり、パパママが気をそらそうとしても、なだめようとしてもうまくいかないものです。

言うことを聞かないイヤイヤ期の2歳児に言うことを聞かせる接し方

イヤイヤ期の幼児の行動は、パパママからすると「わがまま」としか思えず、つい頭ごなしに叱ってしまいがちです。

しかし、イヤイヤは幼児の大切な表現であり、健全に成長するために欠かせないプロセスであり、適度にイヤイヤさせてあげることは大切です。

もしも、イヤイヤ期のイヤイヤを片っ端から制限し、幼児が自分の気持ちや感情を表現できなくしてしまうと、その後、粗暴傾向や抑うつ傾向、非行など様々な悪影響が現れるリスクが高くなります。

そのため、イヤイヤ期の2歳児を頭ごなしに叱らず、うまく言うことを聞かせる接し方について見ていきましょう。

どの子にも当てはまる万能薬のような接し方はありませんが、イヤイヤ期の2歳児に有効な接し方を3つ紹介します。

  1. 気持ちや主張に寄り添う
  2. 選択肢を与えて選ばせる
  3. ダメなことはダメと伝える

イヤイヤ期の2歳児に言うことを聞かせる方法1:気持ちや主張に寄り添う

幼児がイヤイヤを始めると、とにかくイヤイヤを止めようとしてしまいがちですが、逆効果です。

イヤイヤを制止された幼児が、「行動を制限された」というストレスでより一層イヤイヤを強め、パパママがさらに叱りつけるという悪循環に陥り、親子ともに疲れてしまうだけです。

怒鳴りつけたり叩いたりすることで一時的にイヤイヤが収まることはありますが、幼児は恐怖で凍り付いているだけで、「どうして、何を叱られているのか」は理解できていないので、すぐイヤイヤを繰り返すことになります。

幼児がイヤイヤを始めたら、まずは気持ちや主張をじっくり聞いて、寄り添う気持ちを持ってみましょう。

例えば、ご飯の時間になっても遊び続ける子どもには、「まだ遊んでいたいんだね~」、「ごはんはまだ食べたくないんだね~」などと子どもの気持ちを代弁してあげます。

幼児は、イヤイヤをしているうちはパパママの言葉に耳を貸そうとしませんが、パパママが自分のことを分かってくれると分かると嬉しくなり、少しずつパパママの言うことを聞くようになります。

イヤイヤ期の2歳児に言うことを聞かせる方法2:選択肢を与えて選ばせる

イヤイヤしている幼児に「あれしなさい、これしなさい。」と指示しても効果はありません。

それどころか、「おもちゃの片づけを指示したのに、おもちゃ箱をひっくり返しておもちゃをぶちまける。」など、反抗的な態度に出ることも少なくありません。

パパママの指示を「行動を制限された」と受け取り、子どもながらに反抗しているのです。

イヤイヤを始めた幼児には、指示ではなく「選択肢を与えて選ばせる」ことが有効です。

例えば、おもちゃを片付けさせたい場合は、「おもちゃをそのままにしてプリンは諦める?それとも、おもちゃをナイナイしてプリンを食べる?ナイナイして公園へ遊びに行くのもいいなあ?どれが良いかな?」といった選択肢を与え、幼児に選ばせます。

2歳頃の幼児は、何でも自分でしたい(決めたい)気持ちが強いので、自分で選んだことは案外頑張ってくれるものです。

もちろん、「おもちゃはナイナイしない。プリンは食べる。」と自分に都合の良い選択肢を造り出したり、「何もしない。」とふてくされたりすることもありますが、一方的に指示した場合よりも気分は落ち着くはずです。

イヤイヤ期の2歳児に言うことを聞かせる方法3:ダメなことはダメと伝える

2歳児のイヤイヤへの対応は、緩急をつけることが大切です。

幼児が危険なことや他人に迷惑をかけることをした場合は、迷わず厳しく叱りつけましょう。

ポイントは、悪いことをした時にその場で、短い言葉できっぱり叱ることです。

パパママで話し合って「怒る基準と怒り方」を決めておくことで、子どもとしても「あ、これはダメなことなんだ。」と認識しやすいでしょう。

叱った後は、頭をなでたり抱っこしたりし、「叱られてビックリしたよね~。叱ったのは〇〇だからだよ~」と声をかけるなど、アフターケアと叱った理由の説明を忘れないでください。

まとめ

イヤイヤ期の2歳児は、とにかく言うことを聞かないものです。

この記事で紹介した「言うことを聞かせる方法」を試してみても、なかなか効果が現れないこともあるでしょう。

しかし、頭ごなしに叱りつけて恐怖で子どもの行動を制限するやり方では、一時的な効果しかありませんし、子供の成長に様々な悪影響を及ぼすリスクがあるため、おすすめはできません。

体罰も同じ理由から避けるべきです。

もしも、どうしても子どもが言うことを聞いてくれず、日常生活に支障を及ぼしたり、パパママが精神的におかしくなりそうになったりする場合は、小児科や小児科に相談してみましょう。

最近は、子育て支援制度が充実してきており、子育ての助言だけでなく、パパママの心のケアまでしてくれるところもあるので、子育てがしんどいと感じたら早めに相談してください。