知育ノート

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子どもが片づけられない・片づけない原因は?片づけの教え方は?

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幼児期の子どもを育てていると、日常生活の中で「散らかしたおもちゃを片付けなさい。」と子どもに声をかけることは多いでしょう。

おもちゃ箱からおもちゃを出して遊び、夜になると出しっぱなしのまま眠り、翌朝になるとまた新しいおもちゃをおもちゃ箱から出してくるというように、子どもは、片付けをしないまま次々におもちゃを出して遊びます。

その結果、リビングや子供部屋におもちゃがあふれかえり、足の踏み場もなくなってしまう家庭も少なくありません。

どうして、子どもは片づけをしないのでしょうか。

また、叱らずに、子どもに片づけを教えるのはどうすれば良いのでしょうか。

この記事では、幼児期の子どもが片づけられない・片づけない原因と、子どもに片づけを教える方法について紹介します。

幼児期の子どもが片づけられない・片づけない原因

幼児期とは、生後1歳から、保育園や幼稚園に入園して小学校入学するまでの時期です。

この時期の子どもは、自分の主張や欲求をしっかり表現し、親の言うことを「イヤ!」と拒否したり、ルールを守らず好きなように行動したりします。

一方で、パパママにはたくさん構ってほしいし、いざという時はパパママに助けてほしいという気持ちも強く持っています。

おもちゃなどを片付けられない、片づけない原因には、こうした年齢的な特徴が大きく影響していることがあります。

また、発達障害の子どもの中には、片づけることができないという症状を抱えている場合もあります。

  • 片づける必要性がない
  • パパママの言うことを聞きたくない
  • 片付けが嫌い
  • 片付けが苦手

片づけられない・片づけない原因1:片づける必要性がない

幼児期の子どもは、部屋の中におもちゃがあふれかえっていても、気にしない子が多いものです。

それどころか、部屋中におもちゃがあることで、いつでも手元に遊べるものがある状態が好きな子どもも少なくありません。

つまり、おもちゃを片付ける必要性がないのです。

パパママから片づけを指示された子どもが「なんで片づけないといけないの?」「このままの方が良い!」と反論するのは、まさに必要性を感じていない証です。

もう少し小さい子どもの場合は、言葉で反論できないため、ダラダラと片付けるふりをする、パパママの話を無視するといった態度で反抗しますが、必要性を感じていないという点は共通しています。

片づけられない・片づけない原因2:パパママの言うことを聞きたくない

生後2歳頃になると、子どもは、いわゆる「イヤイヤ期」に突入し、自分の主張や欲求を激しく主張するようになり、パパママの言うことを聞いてくれなくなります。

パパママの言うことが正しいかどうか、自分にとってメリットがあるかどうかは関係なく、とにかくパパママの言うことを「イヤ!」と拒否します。

この時期の子どもに片づけを指示すると、当然「イヤ!」と拒否されます。

片づけをしたくないというよりも、パパママの言うことを聞きたくない気持ちが強いものです。

片づけられない・片づけない原因3:片付けが嫌い

また、もう少し大きくなると、あれこれ口答えして片づけを拒否するようになります。

例えば、「ママの荷物も出しっぱなしだよ。」とパパママを引き合いに出したり、「今、片づけようと思ってたのに。」と屁理屈をこねたりします。

これらは、パパママの言うことを聞きたくないというより、片付けが嫌い、片付けが面倒くさい、他のことをしていたいなど、片づけること自体を嫌っての行動と言えます。

片づけられない・片づけない原因4:片付けが苦手

子どもの中には、片付けをしようと思ってもできない子どもがいます。

片付けができない原因としては、ADHD(注意欠陥多動性障害)などの発達障害、感覚器官や身体の障害、病気などが挙げられます。

他の原因の場合は、子どもに適切な働きかけを行うことで片付けができるようになりますが、障害や病気が原因の場合は、それぞれに応じた治療や療育を受ける必要があります。

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幼児期の子どもに片づけを教える方法

「出した物は片づける」という習慣や基本的な片づけ方を身につけていないと、保育園や小学校に通い始めた後も整理整頓ができず、授業などに支障をきたすことがあります。

そのため、低年齢の内から、きちんと教えておいてあげることが大切です。

幼児期の子どもに片づけを教える方法は、以下のとおりです。

  • パパママと一緒に片づける
  • 片付けのルールを決める
  • 片付けの分担を決める
  • 片付けができたら褒める
  • 片づけられなくても叱らない

片付けの教え方1:パパママと一緒に片づける

子どもは、パパママやきょうだいの行動や態度を見て真似ることで、他人との接し方や基本的なルールを学習していきます。

片づけについても同じです。

子どもに片づけをさせたいと思ったら、まずは、子どもと一緒に片づけるところから始めましょう。

「一緒に子どもを片付けようよ。」と声をかけ、子どもが嫌がったらパパママだけで片付けはじめ、途中で何度も「一人だとしんどいなあ。」、「手伝ってほしいなあ。」などと声を掛けながら、一緒に片づけるよう促します。

それでも子供がのって来ないようなら、「あ、これなんだろう?」、「見て見て!面白いものを見つけたよ。」などと子どもの注意を引き、子どもが近づいて来たら改めて片づけに誘いましょう。

親子で一緒に片づけることを続けるうちに、子どもは片づけることや片づけ方を覚え、少しずつ「片づけてね。」と声をかけるだけで自発的に片づけができるようになっていきます。

片付けの教え方2:片付けのルールを決める

幼児期の子どもに片づけを教える時は、大まかなルールを決めて伝えてあげることが効果的です。

特に、片付けが苦手な子どもには、片づける場所を指定してあげた方が理解しやすいことが多いものです。

例えば、「電車と線路はこの箱に入れてね。」、「ボールはこのかごの中ね。」などと、片づける場所を決めてあげることで、子どもは、おもちゃを片付ける場所を覚えるだけでなく、同じ種類の物をまとめて片づけることも覚えます。

また、毎日1回、寝る前に片づけをする(時間)、おもちゃを10個出したら5個片づける(個数)なども効果的です。

「おもちゃは全部ここに片づけて。」と教える方法もありますが、大きくなるにつれて、物を分別して片づける必要性が出てくるので、小さいうちから教えておいてあげると良いでしょう。

片付けの教え方3:片付けの分担を決める

親子で一緒に片づけをする時は、片付けの分担を決めておくことが大切です。

例えば、「線路はパパ。電車は子ども」というように、おもちゃの種類によって片づけを分担します。

片づけを分担することで、子どもは、何を片付けるかはっきり分かりますし、好きなおもちゃを片付けるようお願いすれば、遊びながらでも片づけに協力してくれやすいものです。

また、パパママとしても、子どもがきちんと片づけられた時に、「○○を片付けられてえらかったね。」と具体的に褒めることができます。

片付けの教え方4:片付けができたら褒める

子どものしつけの基本は、褒めることです。

子どもがきちんと片づけることができたら、褒めてあげましょう。

たとえ、パパママがほとんど片づけたとしても、時間がかかったとしても、まずは、片付けに参加したことを褒め、「○○を片付けられてえらかったね。」とさらに具体的に褒めてあげましょう。

子どもは、褒められることで気分を良くしますし、褒められるのが嬉しくて自発的に片づけをしてくれるようになることもあります。

そうして片づけを続けるうちに、少しずつ自発的に片づけられるようになっていきます。

ポイントは、片付けをしたその場で、少し大げさなくらい褒めてあげることです。

片付けの教え方5:片づけられなくても叱らない

幼児期の子どもにとって、お片づけはなかなか難しい作業です。

片付けの必要性を理解していないためモチベーションも上がりませんし、この時期特有の何でも思い通りにしたいという気持ちもあり、なかなか自発的に片づけをしようという気持ちにはなれないものです。

また、片付けの内容によっては、幼児期前期の頃には能力的に難しいこともあります。

そのため、子どもがうまく片付けられなくても叱らないであげましょう。

まとめ

子どもに片づけを教えることは、子どもにとってもパパママにとっても大切なことですが、同時にとても根気のいる作業です

「片づけを教え込まなければならない。」と義務的に考えると疲れてしまいますし、子どもにもキツク当たってしまいがちなので、子どもとのコミュニケーションの一つだと考えて、一緒に片づけをするところから始めてみましょう。