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知育ノート

赤ちゃん、幼児、子供の力を伸ばす知育、知育玩具、関わり方やそれらに関する知識を紹介しています。

基本的信頼感とは?赤ちゃん(乳児期)に育む必要がある?欠如すると?

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基本的信頼感を知っていますか?

基本的信頼感は、子供が楽しく充実した社会生活を送るための土台となるもので、また、乳児期の赤ちゃんのうちに育まれる必要のあるものです。

この記事では、基本的信頼感の概要、育まれる時期、子供に与える影響、育む方法について紹介します。

基本的信頼感とは

基本的信頼感とは、自分が他人から愛されていて、大切にされているという感覚のことです。

「根拠のない自信」や「理由のない自己肯定感」と呼ばれることもあります。

赤ちゃんは、パパママから気持ちを受け入れてもらい、たくさん愛情を注いでもらうことで、パパママとの間に強い情緒的な絆を築き、安心感や受容感を得る中で基本的信頼感を育んでいきます。

基本的信頼感と愛着理論

「基本的信頼感」という言葉、最近はネットやテレビで見聞きするようになりました。

しかし、もともとは、心理学者ジョン・ボウルビィが愛着理論の中で使用した心理学の用語の一つです。

愛着理論では、乳児期の赤ちゃんにとっては、ママとの愛着(アタッチメント)がしっかり築かれることが重要だと説明しています。

そして、ママが赤ちゃんの要求に適切に応答することで、赤ちゃんは、「要求すれば、ママが応えてくれて、何でも解決してくれる(良い方向に変わる)。」という安心感や安全感(基本的信頼感)を得ると考えられています。

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基本的信頼感が育まれる時期

基本的信頼感は、乳児期(生後0歳0ヶ月~生後1歳頃)までに最も育まれるというのが一般的な考え方です。

幼児期以降については、基本的信頼感を前提として、赤ちゃんの主体的な行動や態度を温かく見守り、必要に応じてしつけを行うことになります。

ただし、生後1歳以降も基本的信頼感が育まれるという意見もあり、すべての研究者が同じ意見を持っているわけではありません。

基本的信頼感が子供に与える影響

基本的信頼感が育まれた子供は、パパママ以外の他人からも愛されて大切にされている感覚(自己肯定感)を自然に持つことができ、気持ちに余裕があって情緒的にも安定します。

そのため、良好な人間関係を築き、何事にも前向きにチャレンジし、困難に直面しても乗り切ろうとするなど、社会の中で前向きに活躍する意欲や力を身につけていきます。

一方で、基本的信頼感を育むことができなかった子供は、パパママに不信感を抱いており、他人との関係でも、見捨てられるのではないか、裏切られるのではないかという不安や不信感を常に抱えています。

そのため、自分に自信が持てず被害的な受け止めをしやすい、失敗を恐れて何事にも消極的になる、他人を信頼できず情緒的な人間関係が築きにくいといった傾向があります。

また、しつけに対して怖さや否定されたという思いばかりを強めがちで、しつけの内容が浸透しにくいと言われています。

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基本的信頼感を育む方法

基本的信頼感を育む一番の方法は、日々の子育てにおいて、赤ちゃんの要求や欲求にできるだけ応じてあげることです。

例えば、おなかが空いたら母乳やミルクをあげる、おむつが汚れたら交換する、ジッと見つめてきたら笑顔で見つめ返す、ぐずったら抱っこするなど、赤ちゃんが望むことを望むようにしてあげましょう。

意識しておきたいポイントは、次のとおりです。

  • 赤ちゃんの望むことを望むようにお世話をする
  • たくさんスキンシップをとる
  • たくさん声をかける
  • たくさん笑顔を見せる

赤ちゃんは、ママが希望どおりお世話してくれることで、「困ったことがあっても、泣いたりぐずったりすれば、ママが何とかしてくれる。」、「ママに大切にされている。」という安心感や安全感を得ることができます。

また、ママの笑顔や声かけ、スキンシップといったポジティブなノンバーバルコミュニケーション(非言語的コミュニケーション)も、赤ちゃんを安心させる効果があります。

忙しくて一緒にいられない時も、赤ちゃんの見える範囲にいて笑顔を見せたり、「ちょっと待ってね。」、「ママはここにいるよ。」と声をかけたりしてあげましょう。

基本的信頼感が育まれない原因となりうること

一方で、ママが自分の都合を優先して赤ちゃんの言動を無視したり、ぞんざいな対応をしたりすると、赤ちゃんは「大切にされていない。ダメな子なんだ。」、「見捨てられているんだ。」と自信を失い、パパママへの不信感を募らせていきます。

また、夫婦喧嘩や離婚など不安定な家庭で乳児期を過ごすと、基本的信頼感が育まれにくいという指摘があります。

なお、この記事では、基本的信頼感の形成には母子関係が重要という考えに基づいて「ママ」と赤ちゃんの関係で説明しています。

しかし、厳密に言うと、「ママ」ではなく、「赤ちゃんのお世話を中心になって行っている養育者」となります。

例えば、ママが不在の家庭や、ママが仕事をしてパパが育児に専念している家庭、おじいちゃんおばあちゃんがママの代わりに赤ちゃんを養育している家庭などの場合は、ママ以外の人が赤ちゃんの基本的信頼感の形成に大きな役割を担うことになります。

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まとめ

基本的信頼感の概要と、基本的信頼感を育む方法、育まれない原因となることについて紹介しました。

赤ちゃんが基本的信頼感を十分に育むことができるかどうかは、赤ちゃんのお世話を中心となって行っている養育者が、どれだけ赤ちゃんに愛情を注いだかにかかっています。

もちろん、24時間、赤ちゃんの要求に応えることは言葉にできないくらい大変ですし、大きなストレスになるものなので、しっかりと家族や親族に頼りながら対応しましょう。