知育ノート

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祖父母の子育て支援(孫育て)のメリットは?デメリットは過剰な口出し?

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子供の祖父母(パパママの親)に子育てを手伝ってもらっていますか?

新米パパママにとって子育ては分からないことだらけです。

核家族化や隣人関係の希薄化が著しい日本社会においては、子育てについて相談できる相手や、いざという時にサポートしてもらえる人を見つけるのは大変です。

そんな中、子育てに関する祖父母のサポートは、とても貴重なものです。

最近は、祖父母による子育てを孫育て

しかし、俗にいう「嫁姑関係」、「育児への過剰な干渉」、「孫の甘やかし」など、祖父母の関わりがかえって子育ての障害となることもあります。

この記事では、祖父母の孫育て(子育て)のメリットとデメリットについて紹介します。

孫育て(祖父母の子育て支援)のメリット

まずは、孫育て(祖父母の子育て支援)のメリットについて、パパママ、子ども、祖父母に分けて見ていきましょう。

  • 子どもの面倒を見てもらえる(パパママのメリット)
  • 子育てを相談できる(パパママのメリット)
  • パパママ以外の大人と触れ合うことができる(子どものメリット)
  • 情緒が安定する(子供のメリット)
  • 社会との接点が増える(祖父母のメリット)
  • 元気になる(祖父母のメリット)

孫育てのメリット1:子どもの面倒を見てもらえる

日本では、共働き、シングルファザー・シングルマザーなど家族構成に関わらず、子どもが小さい頃から保育園に預けて働くパパママがたくさんいます。

そのため、子どもが体調不良やケガでダウンしても仕事を休めなかったり、保育園で熱を出してもすぐ迎えに行けなかったりすることが少なくありません。

祖父母が孫育てをしてくれている場合、こうした緊急時の対応を頼むことができます。

子ども・子育て支援新制度が開始されて以降、地域や家庭の実情に応じた子育て支援制度が充実するようになりましたが、いつでも無償で対応してくれる祖父母には及ばないでしょう。

また、普段の生活で「買い物に行く間だけ子どもを預かってほしい。」、「来月は仕事が忙しくて帰りが遅くなるから、子どもの晩御飯を作ってほしい。」といった場合にも対応してもらうことができます。

孫育てのメリット2:子育てを相談できる

パパママにとっての子育ては、楽しみや喜びが多い反面、悩みやストレスも多いものです。

特に、新米パパママにとっては「赤ちゃんが母乳やミルクを飲んでくれない。」、「子どもがぐずって言うことを聞かない。」、「高熱を出した。」など、子育てをしていれば頻繁に遭遇する状況でも慌てふためいてしまうものです。

祖父母が孫育てをしてくれていれば、「困った時は祖父母に連絡すれば何とかなる。」と安心できますし、実際に相談すれば適切なアドバイスをもらうことができます。

 

孫育てのメリット3:パパママ以外の大人と触れ合うことができる

子どもにとって祖父母と触れ合うことは、パパママ以外の大人の言動、態度、考え方、価値観などを知る貴重な機会になります。

そして、パパママとは違う考え方や価値観などを肌で感じるうちに、「人は一人ひとり違うものだ。」という多様性への寛容さが身につき、他人を理解して受け入れる構えができていきます。

孫育てのメリット4:情緒が安定する

子どもの健全な成長発達には、親の愛情が欠かせません。

しかし、パパママは、子どもに愛情を注ぐだけでなく、円滑に社会生活を送ることができるよう、社会のルールや集団生活を送る上での基本的な言動・態度を教えてあげる必要があります。

そのため、時には厳しい態度で子どもに接することが求められます。

しかし、祖父母は、「親の責任」がなく、子どもの味方としてあふれんばかりの愛情を無制限に注いであげることができます。

祖父母が子どもの味方になって愛情を注いであげることで、子どもは「パパママ以外にも大切にされている。」という気持ち(自己肯定感)を持つことができ、情緒が安定しますにも安定します。

孫育てのメリット5:社会との接点が増える

祖父母は、孫育てをすることで社会の接点が増えます。

例えば、保育園の送迎をすると保育士や園児の父兄と接する機会ができますし、体調を崩した子どもを病院に連れて行くと、医師や看護師と話すことになります。

孫育てをする前はなかった社会との接点が増えることで、祖父母は、社会の中で生きているという実感を持つことができます。

孫育てのメリット6:元気になる

老年期に入ると、人間関係が一気に縮小する傾向があります。

特に、男性の場合はその傾向が顕著で、退職とともに職場の人間関係がなくなり、社会との接点がほとんどなくなって家に引きこもることも珍しくありません。

しかし、孫育てをしていると、保育園、学校、病院など子どもに関係する施設やそこで働く人と接することになります。

そして、他人と接する機会が増えると、外見や態度に気を配るようになり、気持ちも前向きになる傾向があります。

また、かわいい孫と一緒にいるだけで元気がもらえるというメリットもあります。

孫育て(祖父母の子育て支援)のデメリット

祖父母が子育てを支援してくれることのメリットはたくさんありますが、一方でデメリットも少なくありません。

  • 子育てに口出しする(パパママのデメリット)
  • 親子関係が悪化する(パパママのデメリット)
  • 子どもを甘やかす(子どものデメリット)
  • 孫バテになる(祖父母のデメリット)

孫育てのデメリット1:子育てに口出しする

祖父母は、少なくとも一人の子ども(パパもしくはママ)を立派に育て上げた知識と経験があります。

失敗や挫折も多かったはずですが、それを乗り越えて育て切ったという自負もあり、パパママの子育てを見て不安になったり、「もっとこうしたら良いのに。」とやきもきしたりするものです。

そして、つい子育てに口を出したり、干渉したりしがちです。

パパママとしては、自分たちなりに真剣に子育てに取り組んでいるところに水を差される形になり、良い気分には鳴らないでしょう。

孫育てのデメリット2:親子関係が悪化する

祖父母がパパママの子育てに干渉するようになると、子育てに関して祖父母vsパパママという対決の構図が出来上がってしまいます。

祖父母が孫育てに積極的であるほど、パパママと頻繁に対決することになります。

しかも、祖父母は自身の子育て経験や知識に基づいて、パパママは新しい子育ての情報に基づいて意見を戦わせるため話し合いは平行線になりがちです。

そして、対決の構図が長引いて親子関係そのものがギクシャクしてしまいます。

特に、嫁姑など義理の親子関係は悪化しやすく、一度悪化すると関係修復が難しいので厄介です。

親子関係が悪化することで、パパママは祖父母の協力が思うように得られなくなり、祖父母は孫と思うように関わることができなくなりますが、一番の被害者は子どもです。

大好きなパパママと祖父母が自分のせいで仲たがいした責任を感じたり、パパママと祖父母からそれぞれ違ったしつけをされて混乱したりしてしまいます。

孫育てのデメリット3:子どもを甘やかす

祖父母は、「親の責任」がなく、100%子どもの味方になることができるため、つい子どもを甘やかしてしまいがちです。

例えば、パパママが悪さをした子どもを叱る場面で子どもをかばったり、パパママが決めたルールを子どもに破らせたりすることがあります。

こうしたことが継続すると、子どもがパパママの言うことを聞かなくなり、パパママに叱られるとすぐ祖父母に助けを求めるようになり、結果的に、年齢相応の社会性を身につけることができなくなってしまいます。

孫育てのデメリット4:孫バテになる

孫バテとは、祖父母が孫育てに浸かれてしまう現象です。

祖父母にとって、可愛い孫と接するのは嬉しいことですが、普段は使わない気力や体力をたくさん消費することにもなります。

例えば、夜泣きの世話をしたり、活発な孫と身体を使って遊んだりすることを継続していると、体力が追いつかなくなり、気持ちも落ち込んでしまうことがあります。

献身的に孫育てを頑張った結果、パパママから子育て全般の支援を求められるようになり、心身の健康を損ねて入院してしまったケースも報告されています。

まとめ

孫育て(祖父母の子育て支援)は、パパママ、子ども、祖父母にとってメリットがたくさんある一方で、デメリットも少なからずあります。

祖父母に子育て支援を求める場合は、メリットとデメリットをしっかり理解し、デメリットがメリットを上回った場合の対応についても検討しておきましょう。