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知育ノート

赤ちゃん、幼児、子供の力を伸ばす知育、知育玩具、関わり方やそれらに関する知識を紹介しています。

子どもを無視するしつけとは?ペアレントトレーニングの無視の方法は?

しつけ しつけ-ペアレントトレーニング

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子育てにおいて、NGとされていることの一つが「無視」です。

子どもを無視することは、場合によっては「ネグレクト」や「心理的虐待」といった児童虐待に該当し、親子が引き離される一因になります。

一方で、無視を子どものしつけの一つとして取り入れているトレーニングがあります。

発達障害を持つ子どもの親を対象としたペアレントトレーニングです。

ペアレントトレーニングでは、子どもの好ましくない行動を変える手段の一つとして、無視を活用するテクニックを学ぶことができます。

この記事では、ペアレントトレーニングと無視について、子どもが好ましくない行動を減らす無視の方法、無視の効果的な場面と限界について紹介します。

ペアレントトレーニングとは

ペアレントトレーニングとは、発達障害を持つ子どものパパママを対象としたトレーニングです。

子どもの行動を好ましい行動、好ましくない行動、許しがたい行動の3つに分類し、それぞれに対してパパママが適切に関わる方法を学習します。

ペアレントトレーニングの目的は、次の2つです。

  • 子どもの好ましい行動を増やし、好ましくない行動を減らすためのテクニックをパパママが身につける
  • パパママが子育てで抱えているストレスを和らげる

ペアレントトレーニングでは、「まず親が関わり方を変えることで子どもの行動を変え、子どもが変わることで親がより変わっていく。」という親子の関係性の好循環を生み出すことを目指しています。

もともとは、発達障害のある子供など、いわゆる「育てにくい子供」を持つ親向けに、親教育の一環として始まったものです。

しかし、ペアレントトレーニングにおける子供への関わり方は、一般家庭でも有効なものが多いことから、その知見や方法が広く知られるようになってきました。

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ペアレントトレーニングにおける「無視」

ペアレントトレーニングでは、子どもの好ましくない行動を変えるテクニックの一つとして、「無視」を取り入れています。

ペアレントトレーニングにおける無視とは、「子どもの好ましくない行動には注目せず、子どもが好ましい行動をした時に褒めるために待っている状態」と言い換えることができます。

つまり、子供に無関心で無視するわけでも、無視して放置するわけでもなく、好ましい行動を褒めるために待機することを「無視」と表現しているのです。

「褒めるために待つ」と言い換えると、分かりやすいでしょう。

その証拠に、ペアレントトレーニングで無視のテクニックを学習するのは、子どもの好ましい行動を増やすための褒め方について学習・実践を繰り返した後になっています。

また、無視の方法や、無視した後のケアについても細かく指導が行われます。

ただし、方法そのものは一般的な無視と同じなので、使い方を間違えるとネグレクトや心理的虐待に発展するリスクがあります。

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子どもの好ましくない方法を減らす無視の方法

子どもの好ましくない行動に対して無視(褒めるのを待つ)をする場合の留意点は、次のとおりです。

  • 子どもが好ましくない行動を始めたら、すぐに無視を始める
  • 視線をそらす・合わせない
  • 身体の正面を子供に向けない
  • 笑顔を見せず、感情を表に出さない
  • 話しかけられても答えない
  • 感情は出さない(怒ったり、ため息をついたりするのはNG)

多くのパパママは、子どもがかわいそうになり、途中で無視できなくなってしまいます。

そして、子どもへの申し訳なさからわがままを聞き入れてしまい、好ましくない行動はなくならないままというパターンに陥ることが少なくありません。

厳しいようですが、無視をすると決めたら、子どもが好ましくない行動を止めるまで続けることが大切です。

無視するのがつらくなったら、家事などに集中して気を紛らわせましょう。

ただし、無視された子どもが混乱してパニックになったり、イライラして攻撃的になったりした場合は、すぐに無視を中断し、イエローカードを出すことを検討しましょう。

イエローカードとは、好ましくない行動を止めないとペナルティを課すことを伝える、ペアレントトレーニングのテクニックの1つです。

子どもが過剰反応を示しているのに無視を続けると、子どもの心に大きな傷を負わせてしまうことになり、問題行動もなくならないどころか増えることがあるので、絶対に止めてください。

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無視の後は必ず褒める

たとえ、好ましくない行動を止めるまでの間だとしても、大好きなパパママから無視されることは、子どもにとって大きなダメージです。

無視している間も、気づかれないように子どもの様子や態度は慎重に観察し、子どもが好ましくない行動を止めたらすぐに褒めてケアしてあげましょう。

無視の後に褒める時のポイントは、次のとおりです。

  • 子どものそばに寄る
  • しゃがんで子どもの顔を見て視線を合わせる
  • 嬉しそうな笑顔を作る
  • 少し大げさなくらいのジェスチャーでうれしさを表現する
  • 「好ましくない行動を止めたこと」を褒める
  • 「ゴメンね」、「パパママが悪かったね~」とは言わない

ついやりがちなのが、無視したことへの後ろめたさから、子供に謝ってしまうということです。

謝ると、子供は「自分が悪いことをした」という意識が薄れ、「パパママに悪いことをされた」という気持ちが残ってしまいます。

無視が効果的な場合と限界

通常、無視が効果を発揮するのは、子どもの好ましくない行動が継続している場合です。

例えば、外出先でしつこくおもちゃやお菓子を買って欲しがる場合、何度注意しても家事の邪魔をしてくる場合などです。

一方で、好ましくない行動でも、無視が効果的でない場合もあります。

例えば、携帯ゲーム機やスマホで遊ぶのを止めさせたい場合に無視をしても、子どもはそのまま遊び続けます。

また、無視されたことで混乱する場合も、子どもの心をいたずらに傷つけるリスクが高く、おすすめできません。

まとめ

無視は、褒めることとセットで適切に活用することで、子育てに役立つことがあります。

しかし、一つ間違えると子どもの心を深く傷つけ、ネグレクトや心理的虐待という児童虐待になってしまうリスクがあります。

そのため、まずは、子どもと向き合ってコミュニケーションを取る中で必要なことを教え、どうしても効果が上がらない時に無視を試してみても良いでしょう。