知育ノート

赤ちゃん、幼児、子供の力を伸ばす知育、知育玩具、関わり方やそれらに関する知識を紹介しています。

赤ちゃん・子供の脳の発達とは?脳の発達過程と教育のポイントは?

スポンサーリンク

スポンサーリンク

赤ちゃんの「脳が発達する」というのはどういう意味でしょうか?

脳が発達すると頭が良くなったり、IQが高くなったりするという話はよく聞きますが、「脳が発達する」とは具体的にどういうことなのかについては、あまり知られていません。

そのため、赤ちゃんの脳の発達には興味があるけれど、今一つ理解できていないというパパママが少なくありません。

この記事では、脳の発達、頭が良いの意味、赤ちゃんの脳の発達過程と関わり方のポイントについて紹介します。

脳の発達とは

脳の発達とは、脳内のシナプスの数が増え、神経細胞が互いにつながって神経回路が広がり、脳の各分野が連動してうまく機能するようになることです。

脳は、場所によって役割や機能が決まっており、外からの刺激に関連する場所に情報が正しく伝わることで初めて機能します。

情報伝達の役割はニューロンという神経細胞が担っており、ニューロンの先にあるシナプスという部分から神経伝達物質が出て、他のシナプスに情報が伝達されます。

人の脳内には、生まれた時から約140億個のニューロンがありますが、ニューロン同士はほとんど繋がっておらず、外からの情報がうまく伝達できません。

赤ちゃんが新しい経験を重ねるにつれて、シナプスの数が増加して神経細胞同士が繋がり、神経回路が形成されて、情報が関連する脳の場所にうまく伝わるようになっていきます。

こうした脳の発達は、乳児期に限らず一生続くものです。

「頭が良い」の意味

「頭が良い」と聞くと、「IQ(知能指数)が高い」、「勉強ができる」、「学歴が高い」といったことを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

実は、「頭が良い」の定義は様々で、脳や知能の専門家の間でも一定していません。

しかし、知能テストで高得点を取ったり、優秀な学業成績をおさめたりすることが頭の良さだと考える専門家はほぼおらず、「自分の置かれた状況や直面する課題を適切に理解し、解決していけること」という考え方が一般的です。

もちろん、「頭が良い」という言葉の中には、勉強で発揮される記憶力、集中力、発想力なども含まれます。

しかし、それだけではなく、感受性、共感性、主体性、独創性など、日常生活で使用するあらゆる能力のまんべんなく備わり、必要なときに活かせることが「頭が良い」ということだと言えます。

関連記事

www.chiikunote.com

赤ちゃんや子供の脳の発達過程と関わり方(教育)のポイント

生後0歳~3歳、生後4歳~7歳、生後8歳~10歳と3つの段階を経て、生後10歳頃には大人の脳とほぼ同じ状態まで成長します。

生後0歳~3歳

生後0歳~3歳頃は、新しい経験をすることで脳内のシナプスが急激に増え、神経細胞同士が繋がって神経回路が広がっていく時期です。

脳は、前頭葉(前頭連合野、運動野)、頭頂葉(体性感覚連合野、体性感覚野)、後頭葉(聴覚連合野、聴覚野)、側頭葉(視覚連合野、視覚野)の4つに分類できます。

赤ちゃんのうちに前頭葉にたくさん刺激を与えることが、その後の発達に重要だと言われています。

脳の発達を促すためのポイント

赤ちゃんのうちから湧いてくる興味関心や欲求をできるだけ尊重し、色々な経験をさせてあげましょう。

色々な経験と言っても、特別なことをする必要はなく、日常生活の中で赤ちゃんがしたいことをさせてやり、たくさん一緒に遊び、スキンシップをとることで十分です。

なお、最近はスマホ育児という新しいスタイルが登場しています。

スマホ育児とは、その名のとおりスマホを活用した育児のことで、スマホ育児用のアプリもたくさん開発されており、ブログなどで紹介されてパパママの間で爆発的に広まっています。

しかし、スマホ育児は、親子の直接の交流を減らす原因になるなど弊害が多いものなので、頼りすぎには注意してください。

関連記事

akachancare.com

生後4歳~7歳

シナプスの増加は生後3歳頃にピークを迎え、その後は緩やかになります。

同時に、生後3歳頃までに作られた神経回路のうち、使用頻度が低いなど不要な回路が消失していきます。

いわゆる刈り込み現象です。

脳の発達を促すためのポイント

子供が興味関心を持ったことを、思う存分させてあげ、主体性や考える力の基礎を身につけさせます。

また、指示や命令は控えて、何でも子供に試行錯誤させてあげましょう。

子供は、同じことを何度も繰り返すうちに、新しい発見をしたり、より良い方法を見つけたりする思考力や判断力を身につけます。

生後8歳~10歳

刈り込み現象がひと段落し、残った神経回路がより複雑かつ密接に広がっていく時期です。

脳の発達を促すためのポイント

目の前の状況や課題に対して、自分で考えて最後までやりきるよう促し、主体性や思考力、忍耐力を身につけさせます。

子供が道半ばであきらめそうになったら、それとなくアドバイスやサポートを加え、目標を達成させてやることが大切です。

ただし、指示や強制は子供の主体性を奪うことになるので控えましょう。

あくまで、子供が自分でやりきったと実感できることを第一に考えてあげます。

まとめ

脳の発達についての概要と、年齢ごとの発達過程について紹介しました。

脳の発達について、何となくイメージが掴めたでしょうか。

脳の発達を理解しておくと、知育の選び方がより適切になりますし、子供の成長発達を見守る姿勢にも変化が出て、より細かい変化にも気づくことができるようになるでしょう。