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知育ノート

赤ちゃん、幼児、子供の力を伸ばす知育、知育玩具、関わり方やそれらに関する知識を紹介しています。

おもちゃはどっちの知育効果は?ワーキングメモリーを鍛える?【知育遊び】

知育遊び 知育遊び-おもちゃはどっち

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おもちゃはどっちは、昔ながらの赤ちゃんとの遊びの定番ですが、どうして赤ちゃんが面白がるのか知っていますか?

また、いつ頃からパパママの「ど~っちだ?」の声に反応するようになるかは分かりますか?

おもちゃはどっちは、昔ながらの赤ちゃんとの遊び方ですが、知育への関心が高まる中で、その知育効果の高さが見直されるとともに、赤ちゃんが喜ぶメカニズムも分かるようになっています。

パパママが遊んであげるだけでも赤ちゃんはとても喜びますが、適切な時期や方法で遊んであげれば、より赤ちゃんを楽しませ、同時に成長発達を促してあげることができるはずです。

この記事では、おもちゃはどっちで赤ちゃんが笑う理由と時期、知育効果について紹介します。

おもちゃはどっち(どっち遊び)とは?

おもちゃはどっちとは、片方の手におもちゃを手の平に乗せた状態で赤ちゃんに見せてから、両手を閉じて赤ちゃんに「どっちの手に入っているか当てさせる」遊びです。

手の中に収まる物なら、おもちゃでなくてもかまいませんが、小さい物を当てさせる場合は、赤ちゃんが誤飲しないよう管理には注意が必要です。

「どっち遊び」、「おもちゃ当て遊び」などと呼ばれることもあります。

おもちゃはどっちの知育効果=ワーキングメモリーを鍛える

「いないいないばあ」や「おもちゃはどこ」といった遊びと同じで、繰り返し遊ぶことで赤ちゃんのワーキングメモリーを鍛える効果があります。

ワーキングメモリーとは

ワーキングメモリー(working memory)とは、ある一定の作業をこなすために必要な情報を、短い時間だけ覚えておく能力です。

元々は認知心理学の概念でしたが、最近は一般的に使用されるようになってきました。

また、以前は、作動記憶、作業記憶といった訳語が使われることもありましたが、ワーキングメモリーで統一されつつあります。

ワーキングメモリーは、「あ、今、ワーキングメモリーを使っている。」と意識することはあまりありませんが、人の日常生活のあらゆる場面で必要不可欠な能力です。

例えば、会話、料理、読み書き、計算など、私たちが何気なく行っている言動でもワーキングメモリーをフル活用しています。

計算する時は、ある数を思い浮かべておいて足したり引いたりしますし、文章を書く時は、前の文章や単語を覚えておいて続きを書いていくはずです。

この「思い浮かべておく=覚えておく」能力がワーキングメモリーです。

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赤ちゃんがおもちゃはどっちで笑う理由

大人や子どもなら、おもちゃを手の中に隠しても、手の中におもちゃがあることはすぐわかります。

これは、ワーキングメモリーによって、おもちゃが見えなくなっても手の中にあること(物が存在し続けていること)を覚えておけるからです。

しかし、生まれて間もない赤ちゃんは、大人や子どもに比べるとワーキングメモリーが未熟なので、おもちゃが見えなくなると、物がそこにあったことを覚えておけず、「なくなった」と勘違いします。

それが、月齢を経てワーキングメモリーが鍛えられるにつれて、おもちゃが隠されても、「おもちゃはパパママの手の中にあって、すぐ見せてくれるだろう。」と予想するようになります。

そして、実際にパパママの手の中からおもちゃが出てくると、「やっぱりそこにあった。」と嬉しくなって笑顔を見せてくれます。

また、おもちゃはどっちには、「おもちゃが入っているのは右の手か左の手か。」を選ぶ楽しさもあります。

赤ちゃんは、パパママの片方の手におもちゃがあるのを確認して覚えておき、「おもちゃはどっち」と聞かれたら、疑うことなくおもちゃが握られた手を指差します。

このとき、パパママが見せたのとは反対の手の中におもちゃを隠した場合、赤ちゃんは、空っぽの手の平を見て「あれ?おもちゃがあったはずなのに。」と不思議な気持ちになり、反対の手を確認しておもちゃを見つけると、「あ~やっぱりあった。」と安心して笑顔になります。

この「どちらにあるか分からない。」ということが、赤ちゃんにとってはとても楽しいもので、繰り返すうちに、手の平を開く前に思案したり、両方の手を同時に開こうとしたりと工夫を見せてくれるようになります。

赤ちゃんがおもちゃはどっちで笑う時期

赤ちゃんがおもちゃはどっちで笑うようになるのは、生後6ヶ月頃からです。

生後6ヶ月頃には、視覚(視力、視界、追視能力)やワーキングメモリーの向上によって、目の前の物が見えなくなっても、そこに存在し続けていることを理解できるようになっていきます。

ただし、赤ちゃんは、どんなことでも何度も繰り返す中で学習していくものなので、生後6ヶ月になっていきなりおもちゃはどっちを始めても、すぐ反応することはありません。

低月齢のうちから、少しずつ遊びに慣らしておくことが大切です。

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おもちゃはどっちで遊ぶ時のポイント

  • パパママの片方の手の平におもちゃを置き、赤ちゃんに見せる
  • 両手を閉じて、「おもちゃはどっち?」と質問し、赤ちゃんに当てさせる
  • 赤ちゃんがどちらかの手を指出したり、開けようとしたら、手を開いて見せる
  • 慣れてきたら、赤ちゃんにおもちゃを見せた後、反対の手でおもちゃを握ったり、おもちゃを見せる時間を短くしたり、手の中に隠す時間を長くしたりしてバリエーションを増やす

さらに赤ちゃんが慣れたら、手以外の場所(背中の後ろ、首筋、座布団の下)におもちゃを隠し、どちらの手にもおもちゃが入っていない状態も試してみましょう。

赤ちゃんは、手の中にあったはずのおもちゃがなくなったことを不思議に思い、あれこれ考えて周囲を探し始めます。

まとめ

おもちゃはどっちは、いないいないばあと同じくワーキングメモリーを鍛える大切な遊びです。

どこでも手軽にできて、赤ちゃんも大好きな遊びなので、積極的に取り入れてみましょう。

なお、いないいないばあに比べて「どちらかを選択する」という要素が加わっている分、より高度な遊びですが、低月齢のうちから遊んであげることで、少しずつ遊び方を覚えていくことができます。

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