知育ノート

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アンダードッグ効果とは?具体例は?アンダードッグ効果の反対は?

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アンダードッグ効果という言葉を知っていますか?

日本語に訳すと「負け犬効果」で、あまり良い響きではありませんが、私たちの日常生活の中でよく起こっているものです。

アンダードッグ効果とはどのような効果で、どのような場面で見られるのでしょうか?

この記事では、アンダードッグ効果の意味・概要、具体例、反対の効果について紹介します。

アンダードッグ効果とは

アンダードッグ効果とは、不利・不遇な状況にある人に同情し、応援したり支援したりするという効果です。

英語では「underdog effect」と表記し、日本では「アンダードッグ効果」、「負け犬効果」、「判官びいき効果」と訳されています。

アンダードッグとは、負け犬や勝ち目がない人のことを表す言葉です。

選挙予想報道で劣勢と報じられた人が有権者の同情を集め、結果的に当選するというのがアンダードッグ効果の代表的な例です。

しかし、それ以外にも、ひたむきに努力している人が不遇な状況に置かれていたり、不利な状況でも必死にもがいている人がいたりした場合に応援したくなるのも、アンダードッグ効果によるものです。

アンダードッグ効果の具体例

アンダードッグ効果の具体例をいくつか紹介しましょう。

アンダードッグ効果の具体例1:選挙

  1. 選挙予想報道で候補者Aが優勢だと知り、Aに投票しておこうと考える
  2. 街頭演説に立つ候補者Bを見かけ、劣勢にも関わらず一生懸命話しかける姿に同情する
  3. 候補者Bに投票する

選挙は、アンダードッグ効果の典型的な例です。

どこの国でもアンダードッグ効果を狙った選挙活動を展開する候補者や、それに影響されて劣勢の候補者に投票する有権者はとても多いものです。

特に、日本ではアンダードッグ効果によって投票する有権者が多いと言われています。

アンダードッグ効果の具体例2:かけっこ

  1. 運動会の100メートル走で、A君が一番後ろを走っている
  2. 観衆は、ビリなのに一生懸命走り続けるA君に感動して応援する

通常は、自分の子供やその所属するチームを応援することが多いものですが、一生懸命に頑張るのを見て、同情をかきたてられているのです。

アンダードッグ効果の具体例3:小柄な選手

  1. 柔道の無差別級の試合で、体重100㎏の選手と体重60㎏の選手が対戦する
  2. 体重100㎏の選手が優勢になると、観客が体重60㎏の選手を応援するようになる

体重60㎏の選手に同情して応援するアンダードッグ効果です。

似たような現象は他のスポーツでもよく見かけます。

アンダードッグ効果の反対:バンドワゴン効果

アンダードッグ効果の反対の意味を持つのが、バンドワゴン効果です。

バンドワゴン効果とは、ある選択が多くの人に受け入れられている、ある者が流行っているといった情報が広まることで、それらがより一層支持される効果です。

バンドワゴン効果は、「自分の判断や選択よりも、大勢の人の判断や選択の方が正しいだろう。」という思い込みによって生じる効果です。

英語では「bandwagon effect」と表記し、日本ではバンドワゴン効果と訳されています。

バンドワゴンとは、欧米のパレードやマーチングの先頭を行く楽隊車のことで、バンドワゴンに乗る(大衆にくみする、勝ち馬に乗る、時流に乗るという意味)という熟語がバンドワゴン効果の元になっています。

バンドワゴン効果の具体例:選挙

  1. 候補者Aの演説に感銘を受け、投票することを決める
  2. 後日、選挙予想報道で候補者Bが優勢だと知る
  3. 候補者Bに投票する

一旦はAに投票すると決めたにも関わらず、結果的には優勢だと報じられたBに投票しています。

これは、自分の判断や選択よりも、多数の他人の判断や選択がより正しいという思い込みによるもので、バンドワゴン効果の典型的な例です。

アンダードッグ効果とバンドワゴン効果の違い

アンダードッグ効果もバンドワゴン効果も、大勢の他人の影響を受けて選択や判断を行っているところは共通しています。

しかし、アンダードッグ効果では大勢の選択や判断とは逆のことをし、バンドワゴン効果では大勢と同じ選択や判断をしているところが異なります。

また、通常、アンダードッグ効果は人に対して起こるのに対し、バンドワゴン効果は人に限定せず物や出来事などでも広く起こるものです。

まとめ

アンダードッグ効果(負け犬効果)について紹介しました。

アンダードッグ効果は、日本人によく見られるもので、劣勢に立たされても一生懸命に頑張っている人に対してよく起こります。

日本人は、選挙やスポーツ観戦などでも劣勢な人を応援するなど、他の国の人に比べてアンダードッグ効果によって行動しやすいと言われています。

また、ビジネスの世界では、アンダードッグ効果を利用したセールスやアピールなども盛んに行われており、テクニックの一つとして身につけている人も少なくありません。

ただし、アンダードッグ効果を狙った行動を続けると、徐々に化けの皮がはがれ、最終的には周囲の人から相手にされなくなるリスクもあるため、使いどころを誤らないようにしたいものです。