知育ノート

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正規輸入品と並行輸入品の違いは?海外の知育玩具を購入する際の留意点は?

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最近は、ギガミック(Gigamic)社のカタミノなど海外の知育玩具を手軽に購入できるようになりました。

しかし、正規輸入や並行輸入など、海外の知育玩具が日本に輸入されるルートが複数あることはあり、主なルートは、正規輸入と並行輸入です。

いずれも海外から輸入されてくることは共通していますが、流通経路などが異なっており、商品の安全性や質などで違いが出ることがあります。

この記事では、正規輸入品と並行輸入品の違い、メリットとデメリット、海外の知育玩具を購入する際の留意点について紹介します。

正規輸入品とは

正規輸入品とは、日本国内の正規代理店などが、海外のメーカーなどと契約を結んで買い付け、日本国内で流通させている商品です。

正規輸入品の流通の流れ

正規輸入品が日本国内で流通するまでの流れは、以下のとおりです。

  1. 海外メーカーなどと日本国内の正規代理店などが契約
  2. 日本国内の正規代理店などが商品を輸入
  3. 正規代理店などが小売店や販売代理店などに商品を卸す
  4. 消費者が商品を購入する

正規輸入品の特徴

正規輸入品は、日本国内の正規代理店などが提供する国内保証を受けることができます。

例えば、買った商品に問題があった場合、修理や問い合わせなどのサービスを利用できます。

並行輸入品とは

並行輸入品とは、日本国内の正規代理店など以外が買い付け、日本国内で流通させている商品です。

つまり、海外のメーカーなどとは関係がなく、契約も結んでいない第三者が、海外で流通している商品を買い付けて輸入、流通させているのが並行輸入品です。

並行輸入品の流通の流れ

正規輸入品が日本国内で流通するまでの流れは、以下のとおりです。

  1. 海外メーカーなどが海外の小売店や販売代理店などに商品を卸す
  2. 正規代理店など以外の第三者が海外で流通した商品を購入する
  3. 正規代理店など以外の第三者が、購入した商品を日本国内へ輸入する
  4. 消費者が商品を購入する(第三者が直接販売することもある)

並行輸入品の特徴

並行輸入品は、第三者が購入、輸入して販売しており、正規輸入品に比べると価格が低く抑えられている傾向があります。

一方で、正規代理店などを通していないため、商品に問題があっても十分な国内保証を受けることは難しくなっています。

並行輸入品とコピー品(偽物)の違い

「並行輸入品=コピー品や偽物」だと思っている人がいます。

正規輸入品と並行輸入品を対比して、「正規ではない=偽物」と判断されがちですが、間違いです。

並行輸入品は、正規代理店などを通さずに輸入・販売されていますが、商品自体は海外で流通している「本物」です。

なお、ネット通販などでは、コピー品や偽物と区別するために並行輸入品を「正規品」と表示することがあります。

つまり、「並行輸入品≠正規輸入品」、「並行輸入品≠コピー品や偽物」、「並行輸入品=正規品」です。

正規輸入品と並行輸入品の違い

正規輸入品と並行輸入品の違いは、商品が輸入される経路です。

正規輸入品は、海外メーカーなどと契約を結んだ日本国内の正規代理店などが購入・輸入するのに対して、並行輸入品は、正規代理店など以外の第三者が購入・輸入します。

また、輸入経路の違いにより、日本国内における保証や価格にも差があります。

つまり、正規輸入品では正規代理店などの国内保証を受けることができる一方で、並行輸入品では基本的にそうしたアフターケアを受けることはできません。

価格面については、正規輸入品が海外メーカーなどとの契約により価格設定がなされる一方で、並行輸入品にはそうした規制がなく低い価格設定が可能です。

正規輸入品と並行輸入品のメリットとデメリット

正規輸入品のメリットは、本物の商品を確実に手に入れられることと国内保証が手厚いことです。

正規輸入品のデメリットは、価格の高さです。

並行輸入品のメリットは、正規輸入品に比べて価格が安いことと、日本で販売されていない商品でも購入できることです。

並行輸入品のデメリットは、基本的に国内保証が受けられないことと、パッケージや説明書などが外国語で記載されていることです。

また、安全基準など日本が定めた基準を満たしていない可能性があることも、並行輸入品のデメリットと言えます。

海外の知育玩具を購入する際の留意点

海外の知育玩具を購入する場合、正規輸入品または並行輸入品を購入することになります。

知育玩具は子どもがたくさん遊ぶものなので、各輸入品のメリットとデメリットをしっかり理解し、安全面などを慎重に検討した上で購入する商品を選択しなくてはなりません。

ここでは、海外の知育玩具を購入する際の留意点について紹介します。

  • CEマークの有無を確認する
  • ネットオークションを避ける
  • 並行輸入品の購入は慎重にする

CEマークの有無を確認する

CEマークとは、ヨーロッパ地域で販売される商品が、ヨーロッパ連合(EU)加盟国の安全基準を満たしていることを示すマークです。

CEマークのない商品は、ヨーロッパ地域で販売・流通させることができないことになっています。

つまり、CEマークがついていれば、ヨーロッパ地域での販売・流通が認められている(ヨーロッパの安全基準を満たしている)知育玩具であるということが分かります。

CEマークの添付が必要とされているのは、以下の31か国です。

ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、ドイツ、フランス、イタリア、イギリス、アイルランド、デンマーク、ギリシャ、スペイン、ポルトガル、オーストリア、フィンランド、スウェーデン、ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロベニア、スロバキア、エストニア、ラトビア、リトアニア、キプロス、マルタ、ルーマニア、ブルガリア、スイス、アイスランド、ノルウェー、リヒテンシュタイン公国

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ネットオークションを避ける

ネットオークションで販売されている海外製の知育玩具は、ほとんどが並行輸入品または個人輸入であり、CEマークが添付されていない商品や、粗悪品も少なくありません。

全ての商品に問題があるわけではありませんが、知育玩具が子どもに買ってあげる物であることを考えると、安全性の観点から避けた方が良いでしょう。

並行輸入品の購入は慎重にする

すでに紹介したとおり、並行輸入品は海外で流通している「本物」です。

知育玩具についても、並行輸入品だからといって問題があるわけではなく、その多くは海外の子どもたちが遊んでいるおもちゃです。

しかし、日本は、おもちゃの安全性に関して世界的に見ても厳しい基準を設けており、その基準に照らすと、安全性に不安が残る海外製知育玩具も一定数あります。

実際、正規代理店などが、海外製知育玩具を正規輸入品として日本国内に輸入するにあたり、海外で販売されているままでは日本の基準を満たさないため改良を加えたというケースは少なくありません。

もちろん、日本の基準をクリアしていたら100%安全というわけではありませんが、子どもの安全性を考えると、並行輸入品の購入は正規輸入品の購入より慎重になった方が良いでしょう。

まとめ

最近は、海外の知育玩具が注目されており、家庭だけでなく保育園・幼稚園や学校などで教材として採用されることも増えています。

実際、海外の知育玩具は、日本の知育玩具にはない斬新な発想や目を引くデザイン、子どもを飽きさせない工夫などが随所に見られ、優秀なものが多いです。

しかし、親としては、知育玩具の購入に当たっては、安全性の面からも慎重に検討する必要があります。

今回紹介した正規輸入品と並行輸入品の違いやメリット・デメリット、海外の知育玩具を購入する際の留意点を参考にしてもらえると幸いです。