知育ノート

赤ちゃん、幼児、子供の力を伸ばす知育、知育玩具、関わり方やそれらに関する知識を紹介しています。

子どものジャンプはいつから?練習法は?飛び跳ねる、飛び降りる時期は?

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子ども向けのテレビ番組では、子どもが音楽に合わせて元気に飛び跳ねる様子が映っています。

また、乳幼児向けの施設や公園に遊びに行くと、子どもが階段、ソファ、テーブルから飛び降りる様子をよく目にするでしょう。

しかし、「子どもがいつ頃からジャンプできるようになったか。」と質問すると、はっきり答えられない人が多くありません。

また、子どものジャンプには「飛び跳ねる」と「飛び降りる」の2種類がありますが、区別して使用している人や、それぞれのジャンプの獲得時期が異なると知っている人も少ないものです。

この記事では、子どもがジャンプ(飛び跳ねる、飛び降りる)を始める時期、ジャンプの効果と教え方について紹介します。

子どものジャンプ:飛び跳ねるジャンプ

飛び跳ねるジャンプとは、床や地面の上でピョンピョンと跳ねることです。

子ども向けのテレビ番組で可愛らしい衣装を着た幼児が歌に合わせて跳ね回っていますが、あれが飛び跳ねるジャンプです。

子どもにとっては、飛び跳ねる感覚や着地した時の音が楽しく、何度でも繰り返したく成る動作です。

また、ご機嫌なときや気分が高揚したときなどに何度も飛び跳ねて気持ちを表現する子どもも多いものです。

子どもの「飛び跳ねる」ジャンプはいつから

子どもが飛び跳ねるジャンプを始める標準的な時期は、生後2歳頃です。

生後1歳4ヶ月~2歳8ヶ月の間に、約80%の子どもが飛び跳ねるジャンプを覚えます。

ただし、子どもの身体や運動機能の発達は個人差が大きく、乳児期の赤ちゃんの頃から危なっかしくジャンプを始めることもあれば、生後2歳8ヶ月を過ぎてから始めることもあります。

飛び跳ねるジャンプをするためには、二本の足で立ち上がり(一人立ち)、立った姿勢のままバランスを維持したり歩いたりできなければなりません。

そのため、一人立ちや一人歩きを始めた時期によって、飛び跳ねるジャンプを覚える時期も前後します。

飛び跳ねるジャンプの効果

飛び跳ねるジャンプを繰り返すことには、以下のような効果があります。

  • 膝や身体の曲げ伸ばしによる柔軟性や瞬発力の向上
  • 両足を中心とする筋力の向上
  • 身体のバランス感覚の向上など

また、飛び跳ねるジャンプをするためには、身体全体をタイミングよく連動させる必要があるため、身体の動かし方も上手になっていきます。

飛び跳ねるジャンプの教え方

乳幼児は、テレビ番組で自分と同じくらいの子どもがピョンピョン飛び跳ねるのを見たり、日常生活の中であれこれ身体を動かしたりするうちに、飛び跳ねるジャンプに興味を持ってチャレンジするようになります。

最初は、立った状態で両足を屈伸したり、片足だけを上げたりすることから始め、徐々に両足と身体のばねを使ってピョンピョン飛び跳ねることができるようになっていきます。

子どもがジャンプの練習を始めたら、「ピョンピョンがんばってるね~」などと声をかけ、子どもの近くで一緒にジャンプしてみましょう。

子どもは、親と一緒に身体を動かすのが大好きなので、親が一緒にジャンプすると嬉しくなり、積極的にジャンプの練習を繰り返すようになります。

また、親の動きを見て真似することで、ジャンプの動きをより早く獲得することができます。

リズミカルな音楽を流して手拍子を打ったり、「ピョンピョン」と声を出したりしながらジャンプの練習をすると、さらに子どものモチベーションを高められるでしょう。

飛び跳ねるジャンプを教える時の注意点

乳幼児は、大人に比べるとバランス感覚が未熟です。

また、飛び跳ねるのに夢中になると周りが見えなくなるため、ふらついて転倒したり、壁やガラス戸に衝突したり、足元のおもちゃを踏んづけたりしてケガをするリスクがあります。

飛び跳ねるジャンプを練習させる場合、子どもが動き回っても安全な広い空間を選び、危険な物は片づけておきましょう。

また、転んでも頭や顔面を打たないよう、ジャンプの練習を始める前にでんぐり返し(前転)を教えておき、バランスを崩したときに両手をつくクセをつけさせておくと安心です。

子どものジャンプ:飛び降りるジャンプ

飛び降りるジャンプとは、高低差のある場所で、高いところから低いところに飛んで降りることです。

子どもは、室内のちょっとした段差から、階段、ソファなど、様々な場所から飛び降りて遊びます。

親から見るとケガをするリスクが高い場所からでも、危険を顧みず飛び降りようとすることがあるため、子どもが飛び降りるジャンプを始めると目を離せなくなるものです。

子どもの飛び降りるジャンプはいつから

子どもが飛び降りるジャンプを覚える標準的な時期は、生後1歳9ヶ月です。

約80%の子どもは、生後1歳3ヶ月~2歳の間に飛び降りるジャンプを覚えます。

飛び跳ねるジャンプと同じで個人差が大きいので、生後2歳時点で飛び降りるジャンプを覚えていなくても、過度に心配する必要はありません。

しかし、2歳6ヶ月健診や3歳児健診でも覚えていない場合は、身体の異常や障害が潜んでいる可能性があるので、医師や保健師に相談してみましょう。

なお、「よじ登る」動作は赤ちゃんのうち(生後10ヶ月~1歳前後)に覚えることが多いものです。

そのため、よじ登りを覚えてから飛び降りるジャンプを覚えるまでは、「よじ登った場所から降りることはできない」という状況をよく目撃します。

よじ登りについては、関連記事で詳しく紹介しています。

飛び降りるジャンプの効果

飛び降りるジャンプには、以下のような効果があります。

  • 瞬発力の向上
  • 着地時の衝撃に耐える力の向上
  • 身体の各部位をタイミングよく連動させる力の向上など

飛び降りるジャンプを覚えると、それまでは両手を地面につけて足で降りる場所を探していたものが、ピョンッと一跳びで降りられるようになるため、高低差のある場所の移動が格段に早くなります。

飛び降りるジャンプの教え方

最初は、子どもの膝くらいの高さの段差を準備し、「ぴょーんしてみようか」と声をかけながら、両手で子どもの身体を抱えて降りさせてあげましょう。

ポイントは、両足をそろえさせることです。

片足だけで着地すると着地した足への負担が大きいため、必ず両足揃って着地できるように教えてあげましょう。

子どもが面白がって自分で飛び降りるようになったら、少しずつ段差を高くしていきます。

ただし、段差が高すぎると練習でケガをしてしまうリスクがあります。

高さのピークの目安は、赤ちゃんの腰くらいまでにしてください。

実際は、それ以上の高さから飛び降りることもできますが、子どもの身体にかかる負担が大きく、その後の身体の発達に影響を及ぼすリスクがあるため控えてください。

子どもに何かを練習させる場合は、子どもの能力を考えて、無理のない範囲で行うことが基本です。

飛び降りるジャンプを教える時の注意点

子どもがジャンプして飛び降りるのを怖がる場合は、親が両手を持って手伝ってあげます。

ただし、手を持っても怖がるようなら、時期尚早だったと考えて、しばらく期間を置いてください。

無理に練習させようとすると飛び降りることが嫌いになってしまう可能性があります。

飛び降りた先に尖った物があり足の裏を怪我したというケースはとても多いため、飛び跳ねるジャンプと同じで、周囲に危険な物がない場所で練習させてあげましょう。

まとめ

ジャンプは、子どもの瞬発力や、身体を連動させる力を鍛えるのに効果的な動きですが、一つ間違えると事故やケガにつながります。

あらかじめ安全な環境を確保し、スモールステップで練習を積ませてあげるようにしましょう。

子どもは、ジャンプできるだけの能力が身についた時点で、自然にジャンプの練習を始めますが、一人で練習するよりも親と一緒の方が楽しみながら取り組めますし、安全面でも配慮してあげることができます。

ぜひ、親子一緒に練習してあげましょう。