知育ノート

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赤ちゃんが叫ぶ理由は?奇声やキーキー声の原因は発達障害?

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乳幼児健診では、「機嫌よく遊んでいたのに、突然奇声を発する。」、「街中でキーキー声を出す。」、「突然、大泣きを始めて泣き止まない。」など、赤ちゃんの奇声に関する相談がたくさん寄せられます。

赤ちゃんが泣き叫んだり奇声を発したりするのは珍しいことではありませんが、対応に悩まされている親はたくさんいるのです。

どうして赤ちゃんは奇声をあげるのでしょうか?

また、病気や障害が原因となっていることもあるのでしょうか?

この記事では、赤ちゃんが叫ぶ(奇声をあげる、キーキー声を出す)原因と対応、発達障害との関係について紹介します。

赤ちゃんが叫ぶ(奇声をあげる、キーキー声を出す)原因

まず、赤ちゃんが叫ぶ(奇声をあげる、キーキー声を出す)原因を見ていきましょう。

声を出すのを楽しんでいる

赤ちゃんは、生後2~3ヶ月頃にクーイングを発するようになり、生後4ヶ月頃からは喃語を発することができるようになると、声を出して遊ぶようになります。

赤ちゃんにとっては自分の口から声が出るのが新鮮で、口の形や吐く息の量を変えて色々な声を出しながら口や舌の使い方を覚えていきますが、最初のうちは声のトーンや大きさをうまく調節できず、大きな声を出してしまうことがあります。

慣れてくると、大きな声を出すのが楽しくなり、わざと叫んだり奇声を発したりして遊ぶようになっていきます。

また、赤ちゃんが声を出したときに、お父さんお母さんが寄っていったり褒めてあげたりすると、赤ちゃんは、喜んでもっと大きな声を出すことが分かっています。

テンションが上がっている

好きなおもちゃが目の前にある、大好きな親が傍に来て抱っこしてくれたなどしてテンションが上がると、赤ちゃんがキーキー声を出したり叫んだりすることがあります。

奇声を発しながらニッコリ笑ったり、手足をバタバタさせたりする赤ちゃんもいます。

大人でもテンションが上がると大きな声を出したり、動作が大きくなったりしますが、赤ちゃんも同じなのです。

気分が悪い、機嫌が悪い

赤ちゃんは、体力を温存したり体調を気にしたりすることなく、常に目一杯体を使って遊び、疲れると気分が悪くなって不快感を周囲にアピールします。

生まれて間もない赤ちゃんは、不快感を泣くことでしか表現できませんが、成長するにつれて叫んだり、首を振ったりして身体で表現するようになります。

親としてはビックリしますが、赤ちゃんにとっては叫ぶことも大切なノンバーバル(非言語)コミュニケーションの一つです。

自己主張している

赤ちゃんは、月齢を経るにつれて、泣く以外の方法で自分の気持ちや主張を周囲に伝えられるようになります。

奇声を発するのもその一つで、まだ寝たくない、シャワーしたくない、おもちゃで遊びたいなど、自分の気持ちを伝えるために大声で叫ぶことがあります。

気分が悪い、機嫌が悪い時に叫ぶのも自己主張の一つです。

赤ちゃんが叫ぶ(奇声を上げる、キーキー声を出す)時の対応

赤ちゃんが叫ぶ(奇声を上げる、キーキー声を出す)と、親としては心配になりますし、街中などでは肩身の狭いを思いをすることもあります。

突然叫び始めた赤ちゃんを落ち着かせるのに効果的な方法は、以下のとおりです。

  • 好きなだけ叫ばせる
  • 奇声の原因を取り除く
  • 赤ちゃんの気をそらせる

好きなだけ叫ばせる

赤ちゃんが上機嫌で叫んでいる場合は、気が済むまで叫ばせてあげるのが基本です。

楽しみながら声を出して遊んでいるので、場所や時間が許す限り好きなだけ叫ばせてあげましょう。

無理に制止したり口を塞いだりすると、赤ちゃんが機嫌を損ねて泣き出してしまうことがあります。

また、叫ぶことも声の出し方を学習するための「遊び=学習」なので、それを妨げることにもなってしまいます。

街中など人目をはばかる場所で奇声を上げたり、夜間にキーキー声を出したりした場合は、「赤ちゃんの気をそらせる」方法が効果的です。

奇声の原因を取り除く

赤ちゃんが不機嫌な様子で叫び始めたら、何らかの不快さを感じている可能性が高く、不快さの原因を探し出して解決してあげると奇声が治まることが多いものです。

例えば、空腹、オムツが気持ち悪い、寂しい、疲れが溜まっている、身体が痛い・かゆいなどが原因でキーキー声を出すことがあり、親としては赤ちゃんの様子を観察して原因を探り、対応することになります。

赤ちゃんの気をそらせる

好きなだけ叫ばせてあげられる状況になく、また、奇声の原因がはっきりしない場合は、赤ちゃんの気をそらすことで落ち着かせてあげましょう。

側に寄って抱っこする、母乳やミルクをあげる、絵本を読み聞かせる、歌を歌うなど、赤ちゃんが喜ぶことをしてあげるのが効果的です。

なお、赤ちゃんの気をそらせるためにスマホを活用する人が増えています。

育児へのスマホの活用は、いわゆる「スマホ育児」と呼ばれており、スマホの普及によって急速に浸透しています。

ネット上にはスマホ育児用のアプリや動画などがあふれており、程度の差はあるものの、親の多くが何らかのスマホ育児を実践しています。

スマホには赤ちゃんの興味関心を引き付ける魅力があり、赤ちゃんの気をそらせるのにも大きな効果を発揮しますが、デメリットも多く指摘されています。

スマホ育児を実践する場合は、メリットだけでなくデメリットも理解しておくことが大切です。

ただし、スマホ育児を否定するものではありません。

一昔前ならテレビやオーディオが育児の助けになっていたところ、現代においてはスマホがその役目を果たすようになっているのです。

親がスマホ育児に依存することは問題ですが、各家族化が進み、ご近所さんの手も借りにくい状況下では、忙しいときなどにスマホを活用することは育児の効率化につながることでしょう。

赤ちゃんの叫ぶ(奇声を上げる、キーキー声を出す)に怒鳴る、叩くは厳禁

生後1歳、2歳になると、外出先でのマナーを教える必要が出てきます。

大声を出さない、むやみやたらに飛び跳ねない、道路に飛び出さないなど、教えなければいけないマナーはたくさんあります。

しかし、乳児期のうちは、マナーを教えるよりも赤ちゃんの自由な行動を促すことの方がより大切なので、行動を制止するのはなるべく控えましょう。

特に、大声で怒鳴りつけたり、叩いたりするのは絶対にやめてください。

赤ちゃんは、たとえ何か悪いことをしたとしても、怒られる理由が理解できず驚いて泣き出してしまいます。

また、恐怖心を感じ、うまく自己主張できなくなったり、親の言動に怯えたりするようになるリスクもあります。

怒った側からすると、「赤ちゃんが静かになって良かった。」と思うかもしれませんが、怒鳴られた側の赤ちゃんの心には深刻な傷が残り、心の成長発達に暗い影を落とすことがあるのです。

中には、感情表現が極端に乏しくなってしまう赤ちゃん(サイレントベビー)もいます。

赤ちゃんの奇声は順調に成長している証

叫ぶ、奇声を上げる、キーキー声を出すには、口、喉、肺といった器官が発達している必要があります。

つまり、赤ちゃんの奇声や叫び声は、声に関する器官が順調に成長している証です。

また、奇声や叫び声などいろいろな声を出して、楽しみながら適切な声の出し方を覚えていくものです。

最初はギャーギャー、ワーワーと叫ぶだけだったものが、気がつくと声量やトーンが適切なものになり、「パパ、ママ」と意味のある言葉を話しだします。

赤ちゃんの奇声にストレスを感じることはあると思いますが、なるべくあたたかく見守ってあげましょう。

赤ちゃんが叫ぶ(奇声を上げる、キーキー声を出す)のは発達障害が原因?

赤ちゃんが叫んだり奇声を上げたりすると、「発達障害ではないか。」と不安を抱える親が一定数います。

しかし、「叫ぶ=発達障害」ということはありません。

発達障害の子どもが乳児期の頃の様子を確認すると、突拍子もなく叫ぶ、キーキー声を出し続けるなどのエピソードが出てくることはありますが、ほとんどの場合、発達障害が原因かどうかは不明です。

赤ちゃんが叫ぶ以外に、視線が合わない、抱っこを嫌がる、人見知りしない、真似をしない、指差ししないなど、発達障害を疑う症状が複数見られて心配な場合は、小児科に相談してみましょう。

まとめ

赤ちゃんが叫ぶのは、「遊び=学習」、自己主張しているなど、赤ちゃんが健康に成長している証であり、温かく見守ってあげましょう。

外出先などで赤ちゃんに静かにしてほしい場合は、赤ちゃんの気をそらせるなどの対応を試してみてください。