知育ノート

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赤ちゃんや子どもの嫉妬(やきもち)はいつから?対処法、赤ちゃん返りとの違い

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お父さんとお母さんが仲良く話していると、赤ちゃん(子ども)が泣きながらお母さんに抱っこを求めてきたり、お母さんが他人の赤ちゃんを抱っこすると、赤ちゃんがぐずって泣きだしたりした経験はありませんか?

また、弟や妹に嫉妬したり赤ちゃん返りをしたりすることはありませんか。

こうした赤ちゃんの行動は、嫉妬(やきもち)だと考えられています。

人は誰でも多かれ少なかれ嫉妬心を抱きますが、実は、赤ちゃんも嫉妬することがあるのです。

この記事では、赤ちゃんが嫉妬する(やきもちをやく)理由と時期、赤ちゃんの嫉妬(やきもち)に対処する方法について紹介します。

赤ちゃんの嫉妬(やきもち)とは

大人の場合、頭の良い人や外見の良い人など、自分よりも優れていたり、良い境遇にいたりする人に対して嫉妬心を抱く(やきもちをやく)ことがあります。

一方で、赤ちゃんは、お母さん(お母さんがいない場合は、主な養育者)と良い関係を持っている自分以外の人に対して嫉妬心を抱きます。

赤ちゃんにとって、24時間ずっと傍にいて、おなかが空いたら母乳やおっぱいをくれ、おしっこやうんちをしたらオムツを替えてくれ、寂しくなったら抱きしめてくれるお母さんは絶対的な存在です。

お母さんとの関係性は、赤ちゃんにとって世界との関わりそのものといっても過言ではありません。

生まれたての赤ちゃんは、自分と他人の区別ができておらず、お母さんとの一体感を持って安心して過ごしていますが、徐々に、自分とお母さんが別々の存在であることを認識していきます。

そして、「いつもお母さんと一緒にいたい。」、「お母さんには自分のことだけ見ていてほしい。」という強い欲求を抱くようになります。

ところが、現実には、お母さんは家事や仕事で赤ちゃんのそばを離れますし、お父さんとも会話したりスキンシップをとったりします。

友人と外出もしますし、友人に赤ちゃんや子どもがいれば挨拶したり抱っこしたりもするでしょう。

そんな、大人からすると当たり前の行動でも、赤ちゃんにとっては世界がひっくり返るくらいの衝撃的な出来事です。

赤ちゃんにとってはお母さんが何より大切な存在なので、そのお母さんが自分以外の人に関わるということは、「お母さんがいなくなる。」、「お母さんが取られてしまう。」という強い不安や恐怖につながります。

その結果、冒頭に書いたように、「お父さんとお母さんが仲良く話していると、赤ちゃんが泣きながらお母さんに抱っこを求めてくる。」、「お母さんが他人の赤ちゃんを抱っこすると、赤ちゃんがぐずって泣きだしたりする。」などの行動に出て、お母さんの関心を自分に向けようとするのです。

「どうして赤ちゃんのうちから嫉妬する(やきもちをやく)のだろう?」と不安や心配を口にするお父さんお母さんと話す機会が良くあります。

しかし、「赤ちゃんだからこそ嫉妬する」のです。

赤ちゃん返りと嫉妬(やきもち)

赤ちゃんの嫉妬(やきもち)と聞いて、赤ちゃん返りを思い浮かべる人は多いでしょう。

赤ちゃん返りとは、お兄ちゃんやお姉ちゃんになった子どもが、自分で出来ることを親にしてもらおうとしたり、弟や妹のお世話をする親にまとわりついて関心を引こうとしたりするなど、赤ちゃんのような行動をすることです。

赤ちゃん返りした子どもに見られる主な言動は、以下のとおりです。

  • 卒乳したはずなのにおっぱいを飲みたがる
  • トイレットトレーニングを追えたのにおまるでウンチをしたがる
  • 食事や着替えなど自分でできることを親にしてもらおうとする
  • 親にベッタリ引っ付いて離れなくなる
  • 年齢に不相応なわがままを言って親を困らせる
  • おねしょをする

赤ちゃん返りは、親の愛情を確認したい、親と離れたくない、甘えたいなどの欲求が原因で起こります。

通常、生後2歳前後になると、できるか否かは別にして何でも自分でやりたがるようになり、親の干渉を拒否するようになります。

いわゆるイヤイヤ期や魔の2歳児と呼ばれる時期です。

しかし、「自分で自分で」という気持ちとは裏腹に、親に頼りたい気持ちは強いものです。

例えば、自分でやってみてうまくいかないと、すぐ不安や焦りを感じて親を頼ろうとしますし、慣れない環境では親の近くで状況を十分に確認してから探求を試みます。

このように心が未熟な幼児期の子どもは、妹や弟が生まれて親子関係が変化したり、幼稚園や保育園に通い始めて集団行動を求められたりすることで強い不安とストレスを感じると、親から無償の愛を一身に注いでもらえた頃に戻ろうとします。

これが赤ちゃん返りです。

妹や弟に嫉妬・対抗して赤ちゃん返りする場合には、嫉妬(ヤキモチ)と似たようなところがあります。

しかし、赤ちゃん返りは、単純な嫉妬ではなく、現在の自分が置かれた状況に対する不満や焦りを解消するために、過去の自分がいた状況に戻ろうとする行動です。

赤ちゃんの嫉妬(やきもち)はいつから

赤ちゃんの嫉妬は、赤ちゃんが自分と他人を区別できるようになった頃から始まります。

個人差が大きいので一概には言えませんが、一般的には生後6ヶ月~生後1歳前後です。

人見知りや後追いが始まるのもこの時期で、いずれも自分と他人、お母さんなど身近な人とそうでない人の区別がついているからこその行動です。

赤ちゃんの嫉妬(やきもち)の対処法

赤ちゃんの嫉妬(やきもち)は、お母さんへの愛情の現れであり、お母さんとの愛着関係が正常に形成されていることの証です。

そのため、心配したり、むげにあしらったりせず、赤ちゃんの気持ちを尊重しながら慎重に対応する必要があります。

  • たくさんスキンシップする
  • 話しかける
  • お母さん以外の人と過ごす機会を増やす

赤ちゃんの嫉妬(やきもち)の対処法:たくさんスキンシップする

お母さんとのスキンシップは、何よりも赤ちゃんの気持ちを落ち着かせる効果があります。

赤ちゃんが嫉妬したら、まずはしっかり抱きしめてあげ、しばらくは膝の上に座らせたり、抱っこしたりして過ごしましょう。

頭を優しくなでたり、背中を軽くタッピングしたりするのも効果的です。

赤ちゃんの嫉妬(やきもち)の対処法:話しかける

赤ちゃんを抱っこしながら、「寂しかったんだね~」「心配だったんだね~」などと話しかけると、赤ちゃんの気持ちを落ち着かせることができます。

赤ちゃんは、お母さんの言葉の意味は分かりませんが、声色や話し方などからお母さんの優しい気持ちを感じ取ります。

赤ちゃんの嫉妬(やきもち)の対処法:お母さん以外の人と過ごす機会を増やす

赤ちゃんとお母さんの間に愛着関係が形成された後は、お母さん以外の人と過ごす機会を増やしてみましょう。

例えば、同年代の赤ちゃんのいる友人と出かけたり、地域のママベビクラブに参加したりすると良いでしょう。

赤ちゃんは、最初は、お母さんが他の大人と話したり、他の赤ちゃんを抱っこしたりするのを見て嫉妬しますが、少しずつそうした環境に慣れていきます。

家の中でも同じで、お父さんお母さんが常に仲良くしていれば、赤ちゃんは、その状態が普通なのだと理解し、嫉妬を止め、お父さんにもお母さんにも甘えるようになっていきます。

まとめ

赤ちゃんの嫉妬(やきもち)は、大人の嫉妬とは異なりも純粋で、より強いものです。

親としては、急に赤ちゃんが嫉妬するようになると驚いて心配になるものですが、赤ちゃんの心が正常に発達している証なので、温かく見守ってあげましょう。