知育ノート

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子どものうがいはいつから?うがいの教え方と練習は?

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子どもが「タンのからんだ咳」を繰り返すのを見て、「うがいができると楽になるのに。」と思ったことはありませんか?

喉が痛くなったり、タンがからんだりした時、大人ならうがいをしてスッキリすることができます。

しかし、うがいをするという行動は、乳児期のうちはなかなか難しく、幼児期になってもうがいが上手にできないことも少なくありません。

一般的に、うがいはいつからできるようになるのでしょうか?

また、子どもにうがいを教え、練習させるにはどうすればよいのでしょうか?

この記事では、うがいができるようになる時期と、子どもへのうがいの教え方と練習のさせ方について紹介します。

うがいとは

うがいとは、口の中に水を含んだ状態で頬を動かして口内をすすいだり、頭部を後ろへ反らせて口を開けた状態で息を吐いて咽頭をすすいだりすることです。

うがいには、口腔や咽頭の清掃、殺菌、除臭の効果があり、風邪予防に効果を発揮します。

うがいには、ブクブクうがいとガラガラうがいの二種類があります。

ブクブクうがいとガラガラうがいは、医学的な分類ではありません。

しかし、小児科の現場ではよく使用される単語なので、この記事でもそのまま使用します。

ブクブクうがい

ブクブクうがいとは、口の中に水を含み、頬の筋肉を動かして口腔内をすすぐうがいです。

「歯磨きの前後に口をすすぐときのうがい」といえば分かりやすいでしょうか。

ブクブクうがいは、コップの水を口に含み、頬を「くちゅ、くちゅ、くちゅ」っと動かしながら口内をすすいで、「ぴょー」と水を吐き出します。

ブクブクうがいには、口腔の清掃や殺菌、においを取り除く効果があり、通常は、歯磨きとセットで子どもに覚えさせます。

ブクブクうがいはいつからできる?

一般的に、子どもがブクブクうがいをできるようになるのは、生後2歳頃からです。

ただし、ブクブクうがいをいつからできるようになるかは、親が子どもにうがいの練習を始めさせた時期、うがいの回数や頻度、教え方、子どもの物覚えの良さなどによって差が大きいものです。

乳児期(生後1歳未満)の赤ちゃんのうちにうがいを覚えるケースもありますが、通常、うがいを始めるのは幼児期に入った生後1歳3ヶ月以降です。

ゆっくりな場合は、生後2歳6ヶ月を過ぎてから覚えることもあります。

ブクブクうがいの教え方と練習

ブクブクうがいの教え方と練習法を手順ごとに見ていきましょう。

練習1:コップから水を飲む練習

ブクブクうがいを教えるには、まず、コップから水を飲む練習をさせます。

子どもが自分の手で水の入ったコップを持ち、コップを口に近づけて水を飲むことの繰り返しが、ブクブクうがいの第一歩です。

最初のうちはコップを上手に持てなかったり、コップを口元に運べなかったりして水をこぼすため、あらかじめ床にビニールシートなどを敷いておくと後始末が楽です。

練習2:口に含んだ水を飲まずに吐き出す練習

子どもがコップから水を飲めるようになったら、次に、口に含んだ水を吐き出す練習を始めます。

最初は、口に水を含んで吐き出す様子を子どもに見せて、真似をするように促します。

慣れないうちは、親が吐き出すよう伝えても飲み込んだり、口から水を垂れ流して服がビショビショになったりしますが、水を吐き出そうと努力する姿勢を褒めてあげることが大切です。

失敗を叱りつけたり否定したりすると、子どもはやる気を失ってしまいます。

上手にできてもできなくても、努力したことを褒めてあげましょう。

練習3:水を「ぴょーっ」と吐き出す練習

子どもは、水を吐き出すことに慣れてくると、色々な吐き出し方を試すようになります。

口をすぼめて「ぴょーっ」と吐き出したり、「ぺっ」と唾を吐くような吐き出し方をしたり、口から「だらーっ」と水を垂れ流したりします。

この段階では、口をすぼめて「ぴょーっ」と吐き出したときだけ褒めるようにします。

ただし、他の吐きだし方をしたときも叱るのではなく、「あれ~そうだったかな?」などと困ったふりをして、「ぴょーっ」と吐き出すことを促しましょう。

練習4:口の中で水をくちゅくちゅする練習

子どもが水の吐き出し方を覚えたら、今度は、水を口に含んだまま「くちゅくちゅ」とすすぐ練習を始めます。

最初は、親が水を口に含んで「くちゅくちゅ」と頬を動かすところを見せ、子どもに真似をするよう促します。

いきなり水を口に含んで「くちゅくちゅ」するのが難しい場合は、水を含まず頬を動かす練習から始め、慣れてきたら少量ずつ水を含んで練習させてあげましょう。

練習5:「くちゅ、くちゅ、ぴょー」の練習

最後に、口に水を含んで「くちゅくちゅ」と頬を動かし、「ぴょーっ」と吐き出す練習です。

一つひとつの動作ができていても、連続して行うのは子どもにとって難しいものです。

まずは、一連の動作をゆっくり確認しながら最初から最後までやらせてみて、うまくいかなかったところを再練習させながら、徐々に慣れさせてあげましょう。

ガラガラうがい

ガラガラうがいとは、口にの中に水を含んで頭部を後ろに反らせ、息を吐いて咽頭をすすぐうがいです。

「外から帰ってきたとに手洗いとセットで行ううがい」といえば分かりやすいでしょうか。

ガラガラうがいは、口に水を含んだ状態で上を向いて口を開け、ガラガラと音を出しながら咽頭をすすぎます。

咽頭の清掃や殺菌効果だけでなく、喉に絡んだ痰を吐き出しやすくなる効果もあり、風邪予防や痰が絡んだ咳対策として、早目に覚えさせたいうがいです。

ガラガラうがいはいつからできる?

一般的に、子どもがガラガラうがいを覚えるのは、生後2歳以降です。

ただし、ブクブクうがいと同じく個人差が大きく、生後3~4歳頃に覚えたという子ども珍しくありません。

ガラガラうがいは、風邪の予防効果が期待できるため、親としてできるだけ早い時期に覚えさせたいものです。

しかし、子どもにとってガラガラうがいはなかなか難しいことなので、練習させて覚えないからといって焦らず、子どものペースを見守ってあげる姿勢が大切です。

ガラガラうがいの教え方と練習

ガラガラうがいの教え方と練習を見ていきましょう。

練習1:ブクブクうがいの練習

水を口に含んで吐き出すのは、ガラガラうがいもブクブクうがいも同じです。

ブクブクうがいの教え方と練習で紹介した「コップから水を飲む練習」、「口に含んだ水を飲まずに吐き出す練習」、「水を「ぴょーっ」と吐き出す練習」は、ガラガラうがいを覚えるのにも必要な練習です。

練習2:親の真似をする練習

ガラガラうがいを教える一番のコツは、親の真似をさせることです。

まずは、親がガラガラうがいをして見せて、子どもの興味を引きます。

子どもが興味を持ったら、水を口に含まずに口を大きく開けて「あー」と叫び、子どもに真似をさせます。

最初は前を向いて叫び、それから、ガラガラうがいと同じように頭を後ろに反らせて叫んでみましょう。

練習3:前を向いてあーと叫ぶ練習

子どもが、前や上を向いて叫ぶことができるようになったら、口に水を含んだ状態で「あー」と叫ぶ練習を始めます。

叫ぶことで口の中に溜まった水が波打ったり、口から出たりする感覚を覚えさせてあげるのです。

この練習も、最初は親が子どもの見ているところで手本を示してあげましょう。

練習4:上を向いてあーと叫ぶ練習

最後に、水を口に含んで上を向き、大きな声で「あー」と叫ぶ練習です。

いきなり真上を向くとバランスを崩して転倒したり、水を飲み込んで咳き込んだりするリスクがあります。

また、水を口にたくさん含むと上を向く途中でこぼれてしまいます。

そのため、最初は口に含む水の量を少なくし、上を向く角度も緩やかにしておき、徐々に水の量を増やし、上を向く角度をつけるようにしましょう。

まとめ

うがいは、子どもの口内環境を清潔に保ったり、風邪を予防したりする効果があり、子どもが小さいうちから覚えさせておきたいことの一つです。

子どもがうがいを覚えるには、うがいに興味を持ち、自ら進んでうがいにチャレンジすることが必要不可欠です。

親としては、子どもが自発的にうがいの練習を始めるよう、手本を見せたり、子どもの頑張りを褒めたりしてあげることが大切です。