知育ノート

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子どもが嘘をつく時の叱り方・対応は?嘘つきを治す方法は?

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幼児期の子どもが嘘をついた時は、どのように対応していますか。

子どもは、大人と同じようにたくさん嘘をつきますが、その種類や理由(嘘をつく心理)は大人とは少し違っていて、中には大人には理解しにくいものもあります。

また、嘘を嘘と思っていなかったり、大人が思うほど大変なことだという認識も持っていないのが普通です。

さらに言えば、嘘をついた子どもへの対応は、嘘を責めたてて罰を与えるというより、嘘をつかずに済むよう指導・教育するという性格が強くなります。

では、嘘をついた子供への指導は、具体的にどのようにすれば良いのでしょうか。

この記事では、幼児期の子どもが嘘をつく時の叱り方・対応について紹介します。

子どもがつく嘘の種類

子どもがつく嘘は、現実と虚構を十分に区別できていないことによる「妄想でつく嘘」から、親の真似をする嘘、親を怒らせないためにつく嘘まで、様々な種類があります。

子どもがつく嘘の主な種類は、以下のとおりです。

  • 妄想でつく嘘
  • 無自覚な嘘
  • 叱られるのを避けるための嘘
  • 親に認めてもらうための嘘
  • 親を悲しませないための嘘
  • 親の真似をする嘘

引用:知育ノート

中でも多いのは、自分を守る(自己防衛の)ための嘘で、親を怒らせない(叱られない)ための嘘などは、その典型と言えます。

子どもが嘘をつく時の叱り方・対応

最近は、「子どもを叱らずに育てる」ことが良しとされる風潮があります。

確かに、頭ごなしに叱りつけたり、体罰を加えたりするのは現に慎むべきですが、一方で、「ダメなことはダメ」と伝えることは教育上必要です。

嘘は、嘘をついた状況や嘘の内容などによりますが、基本的には「ダメなこと」です。

そのため、子どもが嘘をついた時の対応は、叱ることを基本として、叱り方やその後のケアを検討することになります。

子どもが嘘をつく時の叱り方・対応は、以下のとおりです。

  • 嘘をつく原因になった行動の理由を聞く
  • 嘘をつく原因になった行動を叱る
  • 嘘をついた理由を聞く
  • 嘘をついたことを叱る
  • 嘘を認めたら褒める

子どもが嘘をつく時の対応1:嘘をつく原因となった行動の理由を聞く

子どもが嘘をついたことに気づくと、「嘘をついたという事実」に対して怒り、叱りつけてしまいがちです。

しかしまずは、子どもが嘘をついてまで自己防衛を図ろうとした行動に目を向けましょう。

いたずら、兄弟げんか、失敗など子どもが嘘をついた原因を探り、その行動をとった理由や前後の経緯などについて、子どもから十分に話を聴き、叱る必要があるかどうかを慎重に検討します。

子どもが嘘をつく時の対応2:嘘をつく原因になった行動を叱る

子どもが嘘をつく原因となった行動について、子どもから十分に話を聴き、子どもの行動に問題があると判断した場合には、その場で、短く叱ります。

「その場で」とは、子どもが問題となる行動をした時からできるだけ時間を置かずにということです。

「短く」とは、厳しい口調で、短い言葉で叱っていると伝えるということです。

幼児期の子どもには、叱る理由とクドクドと説明しても理解できないので、理由を伝える場合は簡潔に伝えてあげることは大切です。

子どもが嘘をつく時の対応3:嘘をついた理由を聞く

子どもが嘘をついた理由についても、詳しく話を聴いてあげましょう。

幼児期の子どもは、おしゃべりが上手になっていますが、それでも自分の気持ちや主張を正確に伝える力はまだまだ未熟です。

そのため、子どもの話の内容から言いたいことを察して、「こういうことかな?」、「〇〇という気持ちだったんだね。」などと代弁し、子どもの話を整理してあげましょう。

子どもが嘘をつく時の対応4:嘘をついたことを叱る

子どもが説明した「嘘をついた理由」について、叱るべきか否かを慎重に検討した上で、嘘をついたことを叱るべきだと判断したら、その場で、短く叱りましょう。

子どもの目を見つめながら、「これからは正直に話そうね。」、「自分のしたことはちゃんと言わないとね。」などと伝えます。

なお、嘘をついたことを叱るかどうかの基準は、各家庭で夫婦が話し合って決めることですが、一般的な基準をいくつか示しておきます。

  • 自己保身のために嘘をついた場合:ばれたくない、叱られたくないなど
  • 他人のせいにする嘘をついた場合:自分のいたずらを弟や妹のせいにしたなど
  • 他人を傷つける嘘をついた場合:「(事実ではないのに、)○○ちゃんがおしっこを漏らした。」と言いふらすなど

親を悲しませないための嘘についても、場合によっては叱らずに済ませることもあるでしょう。

一方で、子どもがつく嘘の中には、叱る必要のない嘘もあります。

子どもがつく嘘の種類で紹介した、「妄想でつく嘘」と「無自覚な嘘」です。

  • 妄想でつく嘘:「仮面ライダーとお友達なんだよ」と嘘をつくなど
  • 無自覚な嘘:保育園でサツマイモ掘りをしたのに、「今日ね、ジャガイモを掘ったよ。」と報告するなど

大人がこうした嘘をつくと、「頭がおかしいのではないか。」、「勘違いが多い人だ。」などと思われることになりますが、子どもの間はごく自然なことです。

子どもが嘘をつく時の対応5:嘘を認めたら褒める

子どものしつけの基本は、何でも褒めることです。

子どもが嘘をついたことを認めた時も、しっかり褒めてあげましょう。

褒め方としては、「正直に言えてえらかったね~」などと、子どもが自発的に嘘を認めたことを褒めてあげます。

嘘をつく原因になったことについても、子どもが素直に認めたら、同じように褒めてあげましょう。

子どもを褒める時は、子どもを抱きしめ、顔と顔を突き合わせて、笑顔で少し大げさに褒めてあげるのがポイントです。

なお、幼児期の子どもは、自分の失敗や間違いをなかなか認めようとしないことがあります。

例えば、パパママからいたずらを追及されて「お友達がやった。」と嘘をつき、嘘をついたことも認めないといったことは珍しくありません。

こうした場合は、前後の経緯を細かく確認し、子どもが自分からいたずらしたことや嘘をついたことを認めるよう、根気強く話し合いましょう。

そして、紆余曲折あっても最終的に子どもがいたずらや嘘を認めたら、しっかり褒めてあげてください。

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嘘をついた子どもへの対応で気をつけること

嘘をついた子どもへの対応で気をつけたいことは、以下のとおりです。

  • 子どもを責め立てる
  • 謝らせるだけで終わる
  • 嘘は一切ダメだと教え込む

子どもを責め立てる

嘘をついた子どもへの対応の基本は、子どもの話をしっかり聞いて経緯を詳しく把握し、子どもが自発的に問題行動や嘘を認めるようもっていくことです。

「どうして嘘をつくの!?」、「ごまかさないで!」などときつい口調で子どもを責め立てると、子どもは怖くなって委縮してしまい、黙り込んだり、その場をやり過ごすために嘘を重ねたりします。

謝らせるだけで終わる

「嘘をついたんでしょ!誤りなさい!」などと、とにかく子供に謝らせてその場を収束させてしまうパパママは少なくありません。

しかし、子どもは、どうしてパパママが怒ったのか、なぜ謝らされたのかよく分からないままになってしまい、同じ嘘をつき続けることがあります。

嘘は一切ダメだと教え込む

嘘をつくことは、「基本的にはダメなこと」です。

しかし、嘘も方便というように、年齢が上がるにつれて嘘をつくことが避けられない場面も出てきますし、親が子どもに嘘をつくよう教えることだって出てきます。

例えば、お友達からもらったプレゼントを子どもが気に入らなくても、親としては「お礼を言いなさい。」、「「気に入っているよ。」と伝えてあげなさい。」などと指導することがあります。

このように、日常生活においては嘘が役立つ場面も増えていくため、「嘘が一切ダメ」と教え込むことは望ましくありません。

まとめ

子どもの嘘に対しては、嘘の原因となった行動の経緯や、嘘をついた理由をしっかり聞いた上で、叱るかどうかを慎重に対応することが大切です。

こうした過程を経ることで、親は事実を把握して適切に対応できますし、子どもは自分の問題に気づくきっかけを得ることができ、親の指導にも素直に耳を傾けやすくなるものです。

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